Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2018年12月号 国際学部 M.T

〈試験について〉

私が所属する中級B1クラスの試験について紹介します。試験は11月上旬にある中間テスト、1月上旬にある期末テストの計2回あります。中間は精读,口语,阅读の3教科のみですが、期末はその3教科に听力が加わった全教科の試験があります。
期末テストをまだ受けていないため、現時点でわかる範囲で紹介していきます。

[精读]は中間も期末もテスト形式はほぼ同じだと思います。授業でならった単語や文法問題の他に、250字程度の作文問題が出されます。作文は3つのテーマの中から好きなテーマを1つ選んで書くことができます。作文と聞くと難しく感じるかもしれませんが、作文は日頃から宿題としてだされており、試験でも宿題で1度書いたことのあるテーマが出題されるので、しっかりと宿題をやって、試験前に自分が書いたのを見直しておけば問題ないと思います。

[口语]は中間では、クラスメイトの前で1人ずつ2,3分のスピーチをします。テーマは事前に教えてもらえるので、あらかじめ原稿を準備することができます。期末では、先生と1対1での口頭作文と、文章朗読、筆記テストの3種類があります。口頭作文では事前にテーマを知ることが出来ず、テスト当日に4つほどのテーマを与えられ、1つ選んでスピーチします。朗読は、教科書の本文を読み、正しく発音できているかを評価されます。筆記テストはこれまで授業でならった文法問題が出される予定です。

[阅读]は中間では初見の読解問題が出されました。期末では授業中に一度解いたことがある教科書の問題から出題されるそうなので、しっかりと復習することが大事だと思います。

[听力]の試験はまだ一度も受けていないので詳しいことはわかりませんが、授業で取り組んだものと同じような形式のリスニング問題が出される予定です。

 

<選択授業で私が選択していた書道とHSK6級の試験内容について>

・書道

書道の試験は期末の1回のみで、12月末に行われました。試験は、これまで授業中に練習した字の中から自分の好きな字を32個選んで書きます。最初に20分ほど練習時間が与えられ、その後先生から半紙をもらって書いていきます。授業で配られたお手本を見ながら書くことができるので、文字を覚える必要はありません。試験中はそこまで張り詰めた空気ではなく、周りの人と喋りながら書いたり、音楽を流しながら書いてる人もいました。与えられる時間も余裕があるため、リラックスして落ち着いた気持ちで書くことができました。

・HSK6級

この科目も試験は、12月末に行われた期末試験の一回のみでした。試験内容は、HSK6級の模試問題が出されました。この試験では正式なHSKの問題とは異なり、作文問題はなく、リスニングと文章問題のみでした。時間は90分間でした。問題数はそこまで多くないので、時間的な余裕はあると思います。全体のレベルとしては、やはり6級の模試問題なので難しく感じましたが、問題内容は、授業で用いた教科書の一番最後にある模試問題から全く同じ形式で出されます。そのため、試験の事前に1度解いて、答えあわせもしておけば心配ないかと思います。

 

左→書道の授業の様子

 

右→書道で使うお手本の一部