Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2019年6月号 農学部 Y.D

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

基本的に学内にいればあまり危険を感じることはありませんが、道路の横断などの車には注意しなければなりません。中国では事故こそみたことないものの日本のように歩行者優先という意識はあまり感じられません。歩行者が道路を横断していても道路に隙間があればギリギリを通ってきます。また、ウインカーなどを正しく表示しないことも多々あります。加えて、中国ではバイクやモーターのついた自転車等も多く走っています。なので、道路を横断するときや乗り物の存在を感じるときは周りをよく見て注意することお勧めします。そして、中国では信号のない道が沢山あり、信号を気にせず横断する姿も多くみられ、自分自身もそういった横断をすることがあると思いますが、横断には注意してください。

また夜中、学校内を一人で出歩いていると違う国の学生にホテルに誘われることもあるそうです。学校内でも夜中は一人で出歩かないようにすることをお勧めします。

学校内でトラブルが一番多いのはやはりルームメイト間だと思います。私は1つの大きな部屋を4人で住んでいるんですが、平日の24時を過ぎても友達と騒いでいたり、お風呂の順番でもめたり、掃除に関するトラブルなどがありました。言語が違うため交流が難しく、問題解決も難しく感じました。最初のルール決め、根気強い話し合い、寛容な心が大切だと感じました。

 

②中国のホテル事情について

ゴールデンウィークや夏休みに中国国内に旅行に行くことがあると思いますが、ホテルについて注意しなければいけないことがあります。それは中国のホテルには外国人が泊まることのできないホテルがあるという事です。アプリなどでホテルの予約を取る時に外宾政策と注意事項に書かれているホテルは外国人は泊まれないホテルとなります。また、(内宾)と書かれているホテルにも泊まることが出来ません。外宾とは外国人の意味で内宾とは国内の人、つまり中国人のことを指します。中国では、外国人に宿を貸す場合ある一定の基準があるそうで、その基準をクリアしているホテルしか外国人を泊めることが出来ません。また、不定期に警察の監査が入るのでその他のホテルでは外国人は泊まれないのです。こういった背景があるため中国では、外国人の泊まれるホテルは比較的少なく、また価格も比較的高い傾向にあります。私もハルピンや上海に旅行に行った際チェックイン時にこのような事が発覚し、そのホテルには泊まれないというトラブルになったので、ホテルの予約時には十分に注意してください。最後に、中国のホテルに泊まる場合や新幹線に乗る場合など全てパスポートが必要です。注意して下さい。