①試験について
僕は”Community development”、”Photography”、”Communication skills for undergraduate study”、 この三つの授業を取っていました。そのうち、”Community development”は試験があり、その他の二つはそれぞれレポートと最終課題でした。しかし、コロナの影響もあり本来ならば試験であった単位もレポートに変わったため、実質僕は試験がなく、どういったものなのかを説明することは難しいですが、マードック大学ではテスト期間の1〜2ヶ月前にスケジュールのようなものがオンラインで配布されます。そのため、そのスケジュールに合わせて試験を受けにいくといった形態になっています。レポートについては、日本の大学と同じようにある提示された、あるいは自分で選択したトピックのもと締め切りまでにオンラインで提出というものでした。一つの単位に関しては、週ごとにレポートを構成していくといった、授業と最終課題のつながった授業だったためそこまでハードなものではありませんでした。一方で、”Community development”のレポートに関しては2500ワードほどのレポートで、参考文献を10 冊以上使用しなければいけなかったので少し大変でしたが、国際学部ではそういった留学での学習に応じて今までにもやって来たためそこまで苦労はしなかったです。最後の”Photography” については、ある制限のもと写真を撮るというというものでしたが興味のある分野だったためかなり充実した課題になったと感じています。
②日本食とは
オーストラリアに来てからはアルバイトなどもないため、友達との外食以外は自炊することがほとんどになりましたが、オーストラリアの料理に挑戦しようと思い、現地でオーストラリアの伝統文化はなんなのかとふと思い友達に聞いたところ、彼らは全員口を揃えて「ない」と言います。最初は疑っていましたが、しっかりと何もないんです。僕は正直驚きましたがよくよく考えてみれば、ジャンクフードを食べているオーストラリア人をよく見かけるなと思えました。また、そのせいなのか、肥満、不健康そうな人の数も日本よりも多く感じます。僕はもともと日本食しか作ることができないため家ではオーストラリアですが味噌汁と白飯がきれいに並んでいます。また、日本食の素晴らしさに気づくことができた留学でもあると感じています。環境問題の授業、人との交流を通してベジタリアンになることの重要性も学びましたが、それと同時に僕は日本食を愛し、尊敬し続けないとな、というようにも感じています。現地で日本食レストランに行くことはないですが、香りがすると今でも僕の体が食べることを望んでいるように強く感じます。