Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2021年4月号 国際学部 Y.Y

①オンライン授業の受講について

オンライン授業は主に、マイクロソフトチームズというアプリケーションを使用して行われています。私がとっている授業は、全てライブで授業が行われています。ほとんどの授業でカメラを有効にすることが求められます。なので、オンライン授業だからと気を抜かずに、それなりの髪型や服装等をしておかなければなりません。授業中は、先生からよく名指しで意見や考え等を求められます。その意見や考えについて、他の学生から質問をされることが多いです。これらのことは龍谷大学の大教室での講義授業ではないことだと思います。慣れない授業形態であるため、多くの不安や問題がありますが、1番の問題だと感じるのは時差です。オランダと日本では基本的に8時間の時差があります。時差において、私が経験した1番の失敗は、3月の最終日曜から10月の最終日曜までは、時差が7時間に縮まるというサマータイムの制度を知らなかったため、事業に参加するのが1時間遅刻してしまったことです。とても優しい先生だったので事情を説明すると、許して頂けましたが1時間分授業を受けることができなかったので、その分の内容を頭に入れるのが大変でした。授業の最後やメールでコンタクトを取れば、質問を受け付けてくれる先生がほとんどなので、それを活用して対応しました。

 

②グループワークについて

私が履修している授業には、グループワークがメインのものがあります。一学期間通して同じグループで一つテーマを突き詰めるものもあれば、授業ごとにメンバーを変更し、それぞれのテーマや議題について話し合うものもあります。グループは次週までに何人かで自由にグループを組み、先生にメールでメンバーを伝えるというものが多かったです。私は学部内で唯一渡航していない留学生だったので、対面のオリエンテーションでできるはずだった顔見知りやルームメイト等がいませんでした。なので先生に相談し、どこかのグループに所属できるように手助けをして頂いていました。グループのメンバーと親しい間柄になれたわけではありませんでしたが、みんな私の時差の問題や、対面で会えないことなどを理解してくれたためストレスなくグループ活動を送ることができました。グループ内での自己紹介の際には、みんな日本のことなどに興味をもってくれ、たくさん質問等してくれました。メンバー全員が違う国籍やバックグラウンドをもっているので、グループワークでは多種多様な意見を聞くことができ、とても楽しかったです。日本ではこのような経験はできないと思うので、このことだけでもオンライン留学をすることを決断してよかったと感じました。