①授業について
リネウス大学の授業は1ヶ月のタームでそれぞれの授業にペースがあります
私は50%のペースで進む授業を2つ同時に取っていました。そのうちの1つがAstrid Lindgrenというスウェーデンの有名な子供文学の作家の授業でAstrid Lindgrenの作品を事前に読んで、作品の中で読み取れるジェンダーの課題や、先生が事前に質問を考えてきてそれについてパートナーと簡単なプレゼンテーションをつくり発表したりしました。プレゼンテーションを15分くらいで急につくらないといけなかったりするので、英語が壁なのももちろんの事、短い時間で自分の意見や作品を客観的に批評してそれを他のクラスメイトにわかってもらえるようにするのがとても難しかったです。
現在とっている授業のうちの一つがMedia Relationの授業で、現段階では、一体メディアとは何なのか、メディアの中に存在しているメディアプロダクト(例えば、「映画」と言うカテゴリーがメディアならば、「LA LA LAND」はメディアプロダクト)は何から構成されているのか、何からつくり出されているのか、また、それぞれのメディア(本、映画、音楽など)を4つの側面(material, semiotic, sensorial, spatiotemporal)から分析して、どのように構成されているのかを勉強しています。これらの一つ一つを小さいパートに分けて分析することによって、最終的にはそれぞれのメディアの関係性(Media relation)を勉強していく授業です。まず、メディア自体を小さく分けて分析する事自体がとても複雑で、それぞれ分けていくカテゴリーを理解するのに私を含め、皆苦戦しています。でも難しいからこそ隣に座っている友達や周りで「わからない!」と言い合えるのでもう一つ履修しているHarry Potter の授業よりもクラスの雰囲気はあったかい気がします。
②自由課題
ストックホルムに旅行に行って来ました。
一言で言うと、とても都会でした。
海と隣接しているので、風が強かったですが、天気にも恵まれとても楽しかったです。周りに小さい島が集まっていて電車ですぐの場所もあれば、徒歩ですぐ橋を渡って行けるところもあって景色もすごく綺麗でした。美術館島と呼ばれる島があってそこに集まっている美術館のほとんどは無料で入れます。美術館島以外にも、色んなところに美術館や博物館があって、私は旅行中に現代美術館、国立美術館、おもちゃミュージアム、フォトグラフィスカ(モダン写真ミュージアム)、ノーベルミュージアム、スウェーデンの王宮に行きました。王宮は、「もう装飾するスペースがありません」と言わせたいのかと思うほど細かくて綺麗で凝っていました。「朝ご飯を食べる部屋」とか「勉強部屋」があって、「寝室」から「朝ご飯を食べる部屋」にいくまでに、ものすごくキラキラしてる廊下を通らないといけなくて、自分がもしそこに泊まっても高校の時の体操服(パジャマあるある)では歩けないなと思ってみたり、「勉強する部屋」では、豪勢で派手でごちゃごちゃしてる絵とか花瓶とか机ばかりが置いてあって、集中をかき乱されそうなので逆に鍛えているのかなと思ったり、色々考えて歩くのが楽しかったです。美術館や王宮以外にも古着屋やレコード屋、デパート、雑貨屋、アンティーク屋がたくさんあって、とっても楽しい3泊4日になりました。