① この留学を振り返って
韓国での約10ヶ月間の留学生活を振り返ると、今まで経験したことがないくらい新しいことに挑戦したり1歩を踏み出したりした学びの多い充実した時間でした。留学当初は言語の壁だけでなく、文化の違いにストレスを感じていましたが、時間が経つにつれ慣れていきました。また、実際に正規の授業も受けることができ、自分自身に大きな学びを得ることができたと思います。正規の授業を受けてみて、韓国では議論重視の授業が多く、学生同士で意見交換をする機会が多かったです。積極的な学生も多く、自分の意見を言う大切さを学びました。私自身、人前で自分の意見を話すことに大きな抵抗がありました。ですが、個々の意見であるため、正解や不正解がないです。それに、自分の意見を言わないと人に理解してもらえません。自分の意見を主張することで大きな一歩になるということも韓国に来て学ぶことができました。言語能力や学問的な知識だけでなく、異文化に対する理解や適応力も高まったと感じています。私が履修した授業ではチーム活動が多く、チーム発表もありました。チーム発表では準備期間が短く、日本では経験したことのない速さで行ったので適応力は必要だと思ったし、これがパリパリ文化のひとつなのかと、大変ながらも感動したことを覚えています。チーム活動をするのであればやはり韓国語能力は必要だし、自分の意見を主張することも必要になります。それに、計画的に進めることが留学期間で後悔しない生活方法だと確信しました。
② 留学経験をどのように活かすか
この留学経験はこれからの生活に大きく活かすことができると思います。この留学は、学業や語学の向上だけでなく、異文化理解や国際的な視野の拡大、そして自分自身の成長においても大きな意味を持つことができました。実際に韓国に住んでみて、日本との違いが大きいと感じることも、小さいと感じることもありました。ですが、生活して時間が経てば慣れました。また、失敗することも多くありました。言語もそうだし、日々の行動でも、日本では当たり前のことが当たり前ではないところで生活しているので失敗は当たり前でした。ですが、その失敗をこれからの生活で違うやり方でやったり試行錯誤したりして活かすことで、成功の道に進めるのかなと思います。そして、この留学を通して、「備えあれば憂いなし」が1番大切だということを知ることができました。上記のように韓国語ができればやはり生活はより良いものになるし、将来の計画や帰国するまでの計画など練ることで充実した留学生活を送ることができると思います。自身も帰国直前になってやっておけばよかったと思うことが多くあり、後悔が少し残ってしまいました。帰国後は計画的に動けるようになりたいです。少しでも留学したい気持ちがある人は是非留学に挑戦してほしいです。このように日本で生活している時より困難も多かったですが、人生においてとても貴重な時間になりました。