Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

チュラロンコン大学
2024年 12月号 国際学部 Y.S

日本から持ってきて良かった物

タイは、アメリカ、中国に次いで日本人駐在員の数が世界で3番目に多い国です。私が通っている空手の道場にも、駐在員の方やそのお子さんがたくさん通っています。そのため、バンコクには日系スーパーや日本式の居酒屋が多く、生活していて「あれがなくて困った」ということはほとんどありませんでした。(8番らーめんのような日本では限られた場所にしかないチェーン店でさえもタイの至る所に店舗があります)

その中でも、「持ってきてよかった」と強く思うものはありませんが、「しまった、あれを持ってくればよかった」と後悔したものがあります。それは変圧器です。

タイでは日本とプラグの形状が異なりますが、実際には多くのコンセントで日本のプラグをそのまま差し込むことができます。そのため、スマホの充電などは日本で使っていたケーブルをそのまま使えました。しかし、問題は電圧の違いです。日本の電圧が110Vであるのに対し、タイの電圧は220Vと大きく異なります。このため、タイの電圧に対応していない日本の機器をそのまま使うと、故障や事故のリスクが高まります。

タイに来たばかりの頃、私は日本から持参したドライヤーをそのまま使ってしまい、タービン部分が過剰に熱を持って赤くなり、慌てて電源を切りました。現地でも購入は可能ですが、日本製のものを持参したほうが安心して使用できると思います。

 

タイで日本の本を買うには

六時中タイ語や英語に触れていると、たまに日本語がとても恋しくなります。そういった時は日本のニュースやドラマを見たりするのですが、それだけに飽き足らず活字を読みたくなる時もよくあります。「あの本を日本から持って来れば良かったな」と思っても、衣類や勉強道具などいろいろ日本から持ってこなければならない中で本に割ける容量は非常に少ないです。ではどうするか。

バンコクでは、日本語の本を取り扱う書店で買うか、もしくは古本屋で買うかの2つ選択肢があります。
前者の場合は紀伊国屋書店がベストでしょう。バンコクにある3店舗のうち2店舗で日本語の本の取り扱いがあります。置いてある本の種類も豊富で、文庫本や新書、旅行ガイドなどが新刊やベストセラーを中心にたくさん取り揃えられています。店頭に置いていない本であっても日本から取り寄せてもらうことも可能です。
後者の場合はブックスという古本屋がプロンポンにあります(フジスーパー1号店の近くです)。紀伊国屋書店には置いていないようなマイナーな本も置いてあったりしますし、土地柄ゴルフの本と語学書はかなりたくさん置いてありました。タイで新刊を買おうとするとどうしても日本で買うより割高になってしまうのですが、古本屋で購入すれば価格を抑えることができます。また、読み終えた本を買い取ってもらうことによって帰国時の荷物を減らすことができます。