Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2024年6月号 国際学部E.M

こんにちは、中国も日中は暑いものの夜は日本と違い涼しい風が吹いています。

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

大学は入り口に警備員がいて、車であっても部外者は入れないようになっているので見えやすい危険はありません。大学外でも近くの海鮮街は学生が多いため治安も悪くは無く特に危険を感じたことはありません。しかし市内や大学から離れれば用心はするべきです。路上駐車が多く、一方通行ではあるものの車は結構なスピードを出して走ります。最近ではだれでも使うことのできる電動バイクがたくさん走っており、これが歩道と車道関係なく走ってくるので危険です。道路を渡るときは慣れた人にくっついて渡るか、十分すぎるくらい周りを見て渡った方が良いでしょう。

最近友人が送ってきてくれた動画に道を聞かれて地図をのぞき込むと染み込ませた薬品で昏倒させられるという動画がありました。もちろん人に親切にすることは悪いことではないですが私はそのようなことも起こり得るということを念頭に置いて行動することにしています。

中国の人は人情派で優しい人が多いですが外国人が少ない国でもあります。外国人と知って分かりやすく言い直してくれたり、丁寧に教えてくれる人がたくさん居ます。逆にネット上には反日感情を抱いている中国人もいて、日本人に危害を加えようとする事件も起きています。しかしどこの国でもいえることですがどんなところにも悪い人はいます、そして優しい人も同じくらいいます。そのことを常に頭の隅に置いておくことが大切だと思います。

 

②中国のお風呂事情

今現在私が住んでいる大学内の留学生寮はシャワー室が付いています。六人部屋なので二つありますがお湯が出るのに時間がかかるためグループチャットを作ってお風呂に入る時間を報告しあっています。本科生は部屋にシャワー室がないので総合棟の地下にある共同浴場を使っています。

基本的に中国に一般的な家はシャワーが主流です。日本人ほど湯船につかることにこだわらないのですがネット通販に折り畳み式の湯船が売っているのを見たことがあるので湯船につかりたい人もいるようです。ネット通販には共同浴場に行くためのお風呂セットが充実した品ぞろえで売っていたので文化の違いだなと思いました。市内には大浴場がいたるところにあって価格によって雰囲気が変わります。一度大きな浴場に行きましたが綺麗なホテルくらい広くて、ご飯を食べたり、岩盤浴にも行くことができました。大浴場のなかにはあかすりをしてくれる人がいて、声をかけるとすぐにやってくれます。私もやってもらいましたがびっくりするくらい垢がでたので驚きましたが面白い経験でした。

私は普段からシャワーで済ませている人間なので中国でシャワーだけ使っていても苦ではありませんでしたが日本人の中には湯船に浸かれないのが嫌だと言っている人もいました。

今は三人で同じシャワー室を使っているのですが家族以外とお風呂場を共有することも好きな時間に自由にお風呂に入れないことも私にとっては初めての経験で不便ながらも面白さを感じています。