Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2024年6月号 政策学部 K.T

①治安・危険を感じたこと、トラブルについて

私は現在、中国の大連に交換留学をしています。中国に来る前は少し怖い印象を持っていましたが、実際に来てみるとその印象は大きく変わりました。中国に来てからは、思っていたほど怖いと感じることはありませんでした。

これまでに大連だけでなく、北京にも訪れました。北京も比較的安全な都市だと感じました。中国の地下鉄では、日本とは違って荷物検査が行われており、少し手間がかかりますが、そのおかげで安心感が増します。

ただし、中国の交通面では注意が必要です。特に歩行者優先という概念はこの国にはありません。横断歩道を渡る際には本当に注意が必要です。また、タクシーの運転が少し荒いと感じることがありますが、これは運転手によるところも大きいです。タクシーを利用する際は、didiタクシーなどのアプリを使うことをおすすめします。一般的なタクシーよ安くて安全です。

私自身、中国に来てから大きなトラブルに巻き込まれたことはありません。しかし、周りの留学生たちを見ると、人間関係や金銭面、健康面でのトラブルが度々起こっているようです。例えば、シェアハウスでのルームメイトとのトラブルや、現地の病院でのコミュニケーションの難しさから来る問題などが挙げられます。ただし、これらのトラブルは中国の治安そのものが原因で起きたものではありません。

総じて、中国の治安は思っていたよりも良好で、安心して生活できる環境が整っています。もちろん、どの国でも注意が必要な点はありますが、基本的には安全な留学生活を送ることができています。今後も引き続き、注意を払いながら中国での留学生活を楽しみたいと思います。

 

②クラブ活動について – サッカー部の経験

以前、クラブ活動について少し触れましたが、今回はより詳しくお話ししたいと思います。私は現在、漢学院のサッカー部に所属しています。このクラブの存在を知ったのは、留学当初ではなく、外国人の友達から誘われて一度練習に参加した時でした。それまで私はサッカー部の存在を知りませんでしたが、その一度の練習参加がきっかけで、サッカー部に入部することになりました。

サッカー部には日本人も7人所属しており、さまざまな国籍のメンバーと一緒に練習しています。サッカーを通じて、多くの友達ができました。異なる背景を持つ人々と一緒にプレーすることで、自然と国際交流が深まります。練習中や試合後にコミュニケーションを取ることで、お互いの文化や価値観を理解する良い機会となっています。

また、5月には学校内でサッカー大会が開催されました。私たち漢学院のチームは、この大会で見事に優勝を果たしました。この優勝はチーム全員の努力の結果であり、大きな達成感を感じました。また、大会後に他大学と練習試合をする機会もありました。

さらに、サッカー以外にもバスケットボール部があると聞きました。バスケットボール部も非常に活発で、先日の大会では漢学院が優勝したとのことです。このように、漢学院ではさまざまなスポーツに参加する機会があり、多くの学生が積極的に活動しています。

クラブ活動を通じて、スポーツの楽しさだけでなく、国際交流の素晴らしさも実感しています。もし興味があれば、ぜひ参加してみてください。新しい友達を作り、異文化交流を楽しむ素晴らしい機会になること間違いありません。