Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2016年6月号 文学部 A.M

授業紹介

 

韓国に来て4ヶ月が経とうとしています。こちらの生活にも完全になれ、勉強にも熱心に取り組んでいます。今回は語学堂での授業の様子を紹介します。

 

東亞大学の語学堂は1年のなかで4学期に分かれています。1学期は10週間で、学期ごとに中間・期末試験があります。授業は月曜から金曜まであり、初級は13:10~17:10、中級・高級は9:00~13:00です。授業では一冊の教科書を使って어휘・문법(語彙・文法) 쓰기(作文) 말하기(スピーキング)듣기(聞き取り)앍기(読解)を順番に学びます。そして試験でも5つの項目すべてが出題されます。成績は試験と提出物で評価され、合計70点以上であれば上のクラスに上がることができます。語学堂のクラスは初級1,2、中級1,2、高級1の5クラスあります。前の学期では高級はなかったのですが、今学期は高級1が開講されました。

 

 

私は1学期に初級2を受けて、今学期は中級1の授業を受けています。先生の話す言葉や授業内容は比較的簡単なのですが、単語や語彙を覚えるのが難しく思います。また中級の授業では発言をする機会がとても多いので、スピーキングが苦手な私はとても苦労しています。それでも先生が分かりやすく話してくださって、クラスメートもわからないことがあれば親切に手助けしてくれるので、楽しく勉強しています。いろいろな国の友達と切磋琢磨しながら勉強に励んでいます。

 

(写真は語学堂の体育大会の様子)

 

 

 

 

 

女性専用車両について

 

最近釜山の地下鉄で여성배려칸(女性専用車両)が導入されました。国内では以前にソウルや大邱で実施されていたようで、今回釜山の地下鉄1号線で導入されることになりました。実施期間は6月22日から9月21日の3か月間で、出退勤の時間帯に実施されます。女性専用車両は日本でもすでにあるのでご存知だと思いますが、韓国のものとは少し違いがあります。

 

 

 

まず、韓国は女性専用車両に対する関心が日本よりも低いように感じます。駅構内にポスターで告知されているのですが、まだまだ認知度が低く車内に男性が乗っていることも少なくありません。そのため駅では警備員が女性専用車両に対する呼びかけを行っています。しかし各駅に警備員がいるわけではありません。警備員がいない駅からは男性が乗車することもしばしばです。その上女性専用車両は8両中の5両目にあります。したがって電車内で車両を移動するためには、必然的に男性でも女性専用車両を通らなければなりません。こういった理由からシステムを変えない限り韓国で女性専用車両が普及されるのは難しいように感じます。

(写真は駅構内のポスター)