日本から持ってきてよかった物
今回は、現在、韓国に留学している筆者がお勧めする日本から持ってきてよかった物を紹介する。
1,パソコン
龍谷大学から出される連絡を受け取る際や、課題を提出する際に必要なのはもちろんのこと、日本のニュースを知りたいときや調べ物をするとき、家族と連絡を取る際などに便利である。大体の寄宿舎はLANが整備されているが、無線ではなく有線である場合に備えてLANケーブルを持って行った方が無難である。
2,日本の薬
筆者の経験上、韓国の薬は日本人に合うと思うが、人によっては合わない人もいると思う。また、言葉が通じなかった場合、間違った薬を買ってしまうこともあるだろう。日本製の薬も現地の市場などで売っていることもあるが、高価である。筆者自身も風邪にかかったとき、薬を買いたかったが、韓国語が下手なうえに、風邪によるしんどさによって買うことが難しかったため、いつもなら3日で治る風邪が6日かかり、苦しかったことがある。これらのような場合に備えるためにも日本から薬を持っていくことをお勧めする。
3,変圧器(変換プラグ)
留学するときには、日本の電化製品も現地に持って行くことだろう日本の電化製品のコンセントは海外と異なるため、使用する際に変圧器が必要となる。これも薬と同様、日本で買っていった方が無難である。筆者自身は、韓国で日本の電化製品に対応した変圧器が販売されているのを見たことがない。また、もし現地で手に入れたとしても値段は高くなるだろう。
4,各種消耗品
各種消耗品を現地で購入すればよいと考える人もいるかもしれないが、筆者の経験上、留学し始めてから4,5日は各種手続きなどで忙しく。それらを買うことが出来なかった。飛行機の重量制限のためにそれらを全く持って行かないのではなく少しだけでも持って行った方がよい。
5,その他
人によっては、これら以外にも個人的に必要なものがあるだろう。現地の食事が口に合わなかったり、日本食が非常に恋しくなる人には日本食のレトルト、インスタント食品が必要だろうし、特定の宗教を信仰してる人にはその宗教の物品が必要だろう。それに対応した物も持って行く必要がある。
以上
釜山の中の中国・ロシア(釜山チャイナタウン)
日本の外国人街といえば大阪、鶴橋や東京、新大久保のコリアタウンや神戸、南京町や横浜のチャイナタウンが有名だろう。筆者が現在留学している韓国の釜山にも外国人街が存在する。それが、釜山チャイナタウン(上海街)である。今回はそのチャイナタウンを紹介していきたいと思う。
釜山のチャイナタウンは釜山の鉄道の玄関口、「釜山駅」から歩いて約2分の近い位置にある。チャイナタウンの歴史は約130年前にさかのぼる。釜山市が中国の上海市と姉妹協定を結んだことにより領事館や在韓華僑のための学校がこの地域に建てられ、それにより在韓華僑たちもこの近辺に住み始めた。そのことによってこの釜山チャイナタウンは成立した。現在も多くの中華料理店や中国の物産を売る店、中華学校などがあるだけでなく、釜山市と上海市が共同で建てた、「上海門」と呼ばれる中華風の門や銅像があったりと本格的なチャイナタウンとして整備されている。もちろん、中華系や、新しく中国から来た人々が多数住んでいる街である。ここは、中華学校があるためか、中国の文化や言語を今なお引き継いでいる街のようで、筆者も道を歩いていると、中韓ハーフらしき子供たちが中国語と韓国語を使って話をしているのを見かけた。
チャイナタウンの玄関である「上海門」
チャイナタウンにある中華学校
チャイナタウンの景色
この釜山チャイナタウンの特殊な点は、「チャイナタウン」という面だけでなく、「ロシアンタウン」という一面も持っているということだ。漢字で書かれた看板に混じってロシア語で書かれた看板がちらほら存在し、街の中でもロシア人をよく見かける。釜山は港町であるため、ロシア人船員がよく訪れる。ロシアンタウンでは彼ら船員を相手とした店やロシア料理店が多数存在するのである。ロシア料理店だけでも日本では珍しいが、ここではウズベキスタン料理店など中央アジア料理店も存在している。
ロシア語で書かれた看板の店もこのように存在する。
このチャイナタウンは何といってもやはり、中華料理店やロシア、中央アジア料理店が有名なところである。カンヌ映画祭で賞を受賞した映画「オールドボーイ」のロケ地となった中華料理店も存在する。ただし、このチャイナタウン、昼間に訪れるには良いが、治安が悪くなるため、夜間に訪れることはお勧めしない。また、街の東側のロシアンタウンは通称、「テキサス」と呼ばれる、売買春がよく行われており、ケンカ、ぼったくり被害などが多数報告されているほど治安が悪いところであるため、昼間でも訪れてはならない。
以上