Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2023年 4月号 国際学部 M.Y

○環境について

 

 寄宿舎が山の上にあるので、買い物に行くときはバスを利用するか、30分ほどかけて歩く必要があります。少し大変ですが、最寄り駅であるハダン駅周辺には、ごはん屋さんやアートモーリングという大きめのデパート、病院、銀行、ネイル・ヘアサロン、サウナ、カフェ、居酒屋などあらゆる施設があるので、不便さを感じることなく、とても充実していると思います。

 寄宿舎は、2人1部屋で振り分けられます。入寮前に東亜大学の担当教員が自分のパートナーについて質問してくださるので、気軽に要望を伝えることができます。部屋には、勉強机、クローゼット、ベッド、トイレ、シャワー室が完備されています。しかし、ベッドのシーツや枕は自分で用意する必要があったので、現地で購入しました。また、シャワー室には浴槽がなく、洗面台とトイレの部屋全体をシャワー室として使います。そのため、カーテンをつけてシャワーをしています。最初は少し嫌でしたが、すぐ慣れることができました。ただ、ハダン駅の近くに1回、1200円で利用できる大浴場があります。日本の銭湯とほぼ変わらない形式で、かつ簡単に利用できるので、全身の疲れを取りたいときは、ぜひ行ってみてください。

 また、日本の銀行からお金を出すときは、ハダン駅の近くにあるウリ銀行のGlobal ATMを利用しています。ここでは、10万円未満の額を1度に引き出すことができます。学校内や寄宿舎内に釜山銀行のGlobal ATMも利用できますが、1度に引き出せる金額が少なく、その分手数料がかかってしまうので、あまり利用していないです。その時のレートと手数料、引き出せる金額を参考にしてお金を引き出すATMを選ぶのがいいと思います。ちなみに、外国人登録証ができるのに時間がかかるので、外国人登録証がなくても銀行口座を開設できる釜山銀行で口座を作りました。そのため、ウリ銀行でお金を出してから釜山銀行の口座に預金しています。

 さらに、韓国では6か月以上滞在する者は国民健康保険の加入が義務付けられており、4月の下旬に保険料支払い手続きの書類が届きました。私は、日本の国民健康保険ではなく、社会保険でしたが、支払いを免除することができました。ハダン駅から1駅のシンピョン駅の近く、または語学堂の近くにある国民健康保険センターに行くと、申請することができます。持ち物は、保険証の原本かコピーしたもの、保険証を翻訳したもの、外国人登録番号(申請時に、外国人登録証はなかったですが、番号を把握できていれば大丈夫です!)、健康保険料免除申請書(保険センターでも用意してくれました)、届いた支払い手続きの書類です。わからない韓国語が多かったですが、翻訳アプリなどを使って説明してくださったので理解することができました。1か月7000円くらいかかるので、免除できて本当に良かったです。

・シンピョン駅近くの国民健康保険センター

・語学堂近くの国民健康保険センター

 

○釜山の桜

 寄宿舎のあるスンハクキャンパスを含め、釜山ではたくさんの桜を見ることができます。寄宿舎の入り口や坂道など、ありとあらゆる場所に桜の木があり、とても驚きました。日本の桜とは少し違って、幹が細くピンク色が強くてとてもきれいです。今年は、雨も強く降らず、長い間、桜を見ることができたので、とてもよかったです。

 また、キョンファ駅公園という大学から少し離れた場所に、桜の名所があります。語学堂からタクシーを利用して行きました。ちなみに、釜山は交通費が安いので、地下鉄やバス、タクシーなどの交通機関をよく利用しています。現地に到着後、想像を超える桜の木があり、本当にきれいでした。韓国でこんなにも多くの桜を見られるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。さらに、そこから近くのロマンス通りという場所にも、桜の木がたくさんありました。屋台も出ていて、代表的な韓国式おでんやホットク、タコの足を蒸したものなど、日本にはあまりない屋台がたくさんあり、韓国の文化を感じながらお花見をすることができました。

 今の時期、寒暖差が激しく、体調管理に気をつけなければなりませんが、スンハクキャンパス内も含めて、周辺は海や山などの自然が多く、春を十分満喫できる場所だと思います。交通費も安く、周辺に自然があるのは東亜大学、釜山の魅力であり、とてもいい場所で過ごすことができているなと感じています。また、違う自然を求めて釜山の旅をしていこうと思っています。