環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)
まず、東国大学はソウルの中区に位置するだけあって、どこへ行くにもアクセスしやすいです。最寄りの地下鉄駅は二つあり、学校まで少し歩く必要はありますが、通学において大きな不便はないように思います。しかし、韓国は坂が多いため、駅から学校までの道にも、学校内にも、急傾斜な道があり、それにはしばらく通った今でも慣れることはありません。また、私は学校から少し離れた位置にある寮(충무학사)で生活しているのですが、学校の寮ではあるものの、学校まで徒歩20分程度要します。そのかわり、地下鉄の駅は徒歩1分の距離にあるため、地下鉄を利用する際は非常に便利です。学校の敷地内にある寮と敷地外にある寮(충무학사)、どちらも長所短所がありますが、私は立地的部分において今の寮に満足しています。
大学の施設は、日本の大学と大差なく、広々としています。異なる点を挙げるとすると、学校内に銀行、郵便局があり、口座開設等を学校内で済ませることができる点です。銀行は、外国語が話せる方が駐在されているわけではありませんでしたが、必要書類を持っていけば問題なく口座を開設することができました。
大学の近辺は、東大門(동대문)、忠武路(충무로)、乙支路(을지로)という地域なのですが、食堂やカフェ、有名なチェーン店も基本的に揃っていて、学生も多く、過ごしやすい環境だと思います。お店を探したり、道を確認するときは、NAVER地図が特に使いやすいのでオススメします。
演劇鑑賞
先日、初めて韓国の演劇を鑑賞してきました。タイトルが『옥탑방 고양이』(直訳:屋上部屋の猫)という、チケット予約サイトインターパークの演劇部門で10年連続1位を記録しているラブコメディストーリーの演劇を観て来ました。大学路にある劇場で上演されているのですが、地下にあるこじんまりとした劇場で、劇場の雰囲気から日本ではあまり見ない感じでした。1日に数回公演されているにもかかわらず満席で、中高生から大人まで様々な年齢層の方が見に来ていたのも不思議でした。
またこの作品は、小説が原作で、ドラマも公開されており、韓国人の方の多くが一度は見たことがある作品だそうです。
鑑賞する前は、韓国語を聞き取れるか、内容を理解できるか不安でしたが、所々わからない部分はありながらもストーリーの流れを通してある程度推測ができ、十分に内容を理解し楽しんで見ることができました。あらすじ等は書きませんが、役者の方がたった4人で様々な登場人物を演じられていたのが驚きでした。大学路では他にも様々な演劇を見ることができるので他の作品も見てみたいと思います。
最寄駅は恵化(혜화)駅で、周辺には大学路というだけあり学生が多く、食堂、カフェを中心に様々なお店が並んでいます。東大門や낙산공원(夜景が絶景です!!)も近くにあるため、周辺で1日を満喫できると思います。興味のある方は是非行ってみてください^^