Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2023年6月号 国際学部 A.M

治安について

私が韓国に住んでいて思ったことは、比較的安全で、日本とさほど変わらないかなということです。たとえばカフェにいる時に韓国人の様子を見ていても、財布や携帯などで席を確保したりするほどです。

たまに怖いなと感じるのは、地下鉄などで一人で騒いだり、怒鳴っていたりする人を見かけることがあります。なにか危害を加えてくるわけではありませんが、避けられる危険は避けたほうがいいと思うので、そういう人を見かけたら目を合わせず、遠ざかるようにしています。

また、歴史的に韓国は日本から支配されていた背景があるため、様々な記念日があり、そういう日には、広場でデモや集会が行われているようで、外に出るのが少し怖いなと思うことがあります。特に何かが起こったりするわけではないですし、少し考えすぎなのかもしれないですが、大きな声で日本語を使用したりするのが少しためらわれる雰囲気ではあるのかな、と思います。

最後にもう一つ、宗教勧誘についてです。韓国人の友人のほとんどから、怪しい宗教が多いから気を付けてと言われました。実際に街中を歩いていると、宗教勧誘をしているのをよく見かけます。話しかけられたりすることは少ないですが、注意しなければいけないなと思います。

 

引越しの際のお金について

 引越しの際、少しややこしかったお金のことについてお話しようと思います。

東国大学の忠武学舎は、交換留学生が住める期間が夏休みまでとなっていて、延長するか、退去するかを6月に決めなければいけませんでした。寮を延長すれば夏休みの間は住んでいられるようですが、私は夏休みに日本に帰る期間が、寮を出る期間と重なっていたので、延長せずに、新しく家を探すことにしました。韓国人の友人に手伝ってもらい、学校の近くにある賃貸をシェアハウスという形で、友人と3人で契約しました。

韓国には家を借りる時に保証金を払う仕組みがあり、今回契約するにあたってかかった保証金は300万ほどでした。この保証金は退去時に返ってくるのですが負担がかなり大きかったです。加えて毎月の家賃が8万円ほどです。これはだいたい、ソウルの賃貸の相場に見合っているか、少し条件がいいかくらいの金額のようです。

そして大金を振り込む際は、銀行の窓口に家の契約書を持っていき支払いをしました。契約者が私だったので、まず私の口座にみんなで支払うお金を移してもらってから、大家さんに送金しました。普段はできないようですが、契約書があれば特別にやってもらえるみたいです。

そしてその際に、積立をして取引限度額を挙げてもらいました。もともと1日に30万ウォンまでしかお金の出金や送金ができなかったのですが、家賃の支払いがあるので、月2万ウォンの積み立てで150万ウォンまで取引が可能になりました。この積み立てたお金は、口座を解約する際に戻ってくるようです。

外国での大金の取引、大きな不安がありましたが、何とか新しく生活を始められています。また何か問題があればマンスリーレポートに書こうと思います。