Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東呉大学
2023年3月号 国際学部 H.Y

環境について

今回のテーマは環境についてということで、大学施設や交通サービスなどを紹介したいと思います。

まず大学の立地について、山(森)の麓に建てられていて傾斜があるため、構内は階段が多いです。校舎も10階近くある棟ばかりで、エレベーターはあるものの数がそこまで多くないのでよく階段を利用しています。校舎の綺麗さとしては、龍谷大学の4号館などと同等かやや古い印象です。我々生徒用の机と椅子はどの教室でも一体化したものが使用されているので、少し新鮮に感じました。また、どの棟にも各階にウォーターサーバーが設置されているため、わざわざ水を買う必要はありません。ただ、常温の水かお湯しか出ないのが難点かなと思います。

交通サービスについて、最寄り駅である士林駅~東呉大学間はバスを利用する学生が多いです。しかし朝や昼の授業始まり、17時頃などの授業終わりは激混みで、長い時は40メートルぐらいの列ができます。大学にいる整備のおじさんもできるだけ生徒を乗せようとするので、日本の帰宅ラッシュと似ていると感じました。私ももちろんバスを利用することもありますが、散歩がてら20~30分ほどかけて歩くこともあります。時々ではあるものの、友達と晩ご飯を食べに行って帰りが遅くなってしまったときはタクシーを利用するのもありだと思いました。日本より安いので比較的利用しやすいかなと思います。

 

寮について

渡航前に寮の希望調査アンケートがあり、5つの選択肢が与えられました。女性は①泉思学舎(2人部屋)②泉思学舎(4人部屋)③榕華楼(5人部屋)④柚芳樓(8人部屋)⑤寮に住まない(自分で部屋を借りるなど)があり、やはり人数が少ない部屋ほど家賃が高いです。それぞれのメリット・デメリットを挙げると、泉思学舎は最近建てられたので非常に綺麗です。しかし大学から離れた北投駅近くにあるので、通学するために電車、バスが必須になります。榕華楼・柚芳樓は構内にあるため、通学に時間がかかりません。しかし内装は非常に汚く、住むとなればそれなりの覚悟が必要だと思います。私は柚芳樓に住んでいるのですが、何をするにも‘汚い‘がベースとなってくるので、潔癖症の人には厳しいと感じました。アンケート時に写真が添付されていたのですが、写真だけ見ても監獄のような印象を受けました。なのでこの寮は最後の第4希望にしたのですが、見事当選してしまいました。泉思学舎に当選した人に聞いてみると、①泉思学舎②寮に住まないにしていたり、本来はだめですが①~④全て泉思学舎にしていたりと、何が何でも泉思学舎に住みたい気持ちをアピールしていたようです。最初は不安だらけの監獄生活でしたが、ルームメイトが良い人たちであったことと、通学が楽なこと、家賃が一番安いことを考えると悪くないなと思いました。