Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東呉大学
2023年5月号 国際学部 H.Y

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

治安などの観点から、台湾に来た際に気を付けていただきたいことを紹介したいと思います。

まず、夜市などに行った際には、バッグは前にして持つことです。ルームメイトの子たちと夜市に晩ご飯を食べに行った際、夜市のエリアに入った途端、掏られるからバッグを前で持ってと言われました。夜市にはたくさんの人が集まり、長期休みの時期には中国語だけでなく日本語、韓国語、英語も聞こえてきます。動くのさえ困難なほど人が密集しているので、確かにいつ掏られてもおかしくないなと感じました。

加えて、特に大通り、駅周辺には、ホームレスや物乞いのような人(年配の方が小さな花一輪を100元で売っていたり、おもちゃを売っていたり、楽器を演奏したりしてお金を稼いでいる)をちらほら見かけます。友達のルームメイトはかわいそうだからといってその花を買ってあげていたそうですが、やや危険なので関わらない方が吉かと思います。

モザイク加工してあります。

また、駅前には宗教勧誘の人が多いのですが、中国語を喋れないと分かるとあっさり引いてくれるものの、一応そういった人にも注意しておきましょう。

危険だなと感じたことは、車やバイクです。青信号だから横断歩道を渡っていても、容赦なく車やバイクは曲がってきます。人と人の間を狙って結構スレスレで来るので、青信号だからと安心し切らず、周囲を確認しながら渡ることをおすすめします。

 

屋外でのマスク着用について

台湾では、4月17日から屋外でのマスク着用義務が一部例外を除き自己判断になりました。一部例外とは、医療機関や介護施設、高齢者・児童・身体障がい者などの支援施設で、そういった所ではまだ着用が義務付けられています。着用が推奨されているのは、発熱や呼吸器系に症状がある場合、年配者や免疫力が低下している人と外出する場合、密集していて適度な距離を確保できない場合、風通しが悪い場合、リハビリバス・スクールバスに乗車する場合です。まだ完全撤廃とまではいきませんが、普通に生活する分にはマスク無しでも大丈夫なので、コロナ禍前の生活に徐々に戻ってきているようです。私も、最近はマスク無しで授業を受けたりしています。

一方でマスクを外す弊害として挙げられるのが、タバコが臭いということです。友達曰く、台湾では日本より路上で喫煙しているひとが多いので、タバコ臭さが気になるとのことです。しかし、3月22日からタバコの規制が厳しくなり、構内全面禁煙になりました。とはいえ、町へ出ると喫煙者がまだまだたくさんいるので、もう少しマスクとは上手く付き合っていく必要がありそうです。

校門前にある「校内全面禁煙」の垂れ幕