Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東呉大学
2025年4月号 経営学部 K.S

  • 授業紹介

授業については、経営学部に関する授業は、策略管理、人力資源管理、アジア公共政策、サービスマーケティング、基礎金融商品論の5つを取っており、中国語の授業が二コマあります。授業を受けるのは今のところ面倒に感じるどころか興味深い話が多いため、とても楽しいです。全体的な印象として、日本で行われる授業より、生徒自身に考えさせ、発表したりグループディスカッションの時間が多い印象です。さらに、スピークアップ制度が多くの授業で採用されており、手を挙げて発表するまた質問することによって評価され単位獲得に繋がります。この制度をもし龍谷大学が導入し加点につながるとしても多くの生徒は手を挙げないと思います。台湾に来て面白いと思う点は、これは台湾人にも共通しており、授業内で手を挙げるのはほとんど外国人のみです。私は一外国人、一台湾人に似ている日本人として発表する側の気持ちもしない側の気持ちも分かり、私はこういった台湾の日本に似たところと、外国っぽい一面を発見するのが毎日の楽しみです。

策略管理:先生の話し方がとても面白い授業で、3時間の授業ですが、朝から昼になるにつれて先生の話す声が大きくなってきます。生徒たちは引き込まれるように授業を受けていますが、月曜日の朝からなので生徒は眠たくなってくるのに先生はどんどんボルテージが上がってくるギャップが面白いです。ジョークを言ってクラスを凍り付かせたりもします。

人的資源管理:この授業の先生は唯一の日本人である私の事をとても気遣ってくれ、お気に入りの授業の一つです。授業内容としては、企業はどのような人材を雇用するべきかといった内容で、まだ日本は世界的に男女公平な賃金や機会を貰えているとは言えず、この点においては遅れをとっています。その先生は女性の先生で、日本人の意見の提供を私に求めます。

サービスマーケティング:マーケティングの全般について勉強します。台湾に来る前から勉強したいと考えていた科目で、授業を受けるたびに新たな発見があります。グループディスカッションが多いクラスの為、ディスカッションの効果的なやり方等も勉強できます。

基礎金融商品論:複雑な数学(数Ⅲ範囲)から経済学にまで発展していきます。日本語ですら難しいと感じる科目ですが、さらに先生の英語の発音が自分にとって聞き馴染みがなく一番苦労している科目です。

中国語のクラス:中国語を台湾に来るまで全く話せなかった僕にとってはとても難しいですが、日本人はある程度意味が取れたりするので何とかなります。今はリスニングにフォーカスするようにしていて、ルームメイトと一緒に勉強しており、英語の中に中国語を会話の中に混ぜて話す事が僕たちの趣味になりました。

 

  • 長期休みについて

私はクラスの5人で日本の本土より近い沖縄に行きました。私自身初めての沖縄旅行で、何もわからないまま連れて行った沖縄旅行は大成功に終わりました。BBQをしたり、花火をしたり、ビーチに行ったり、全てがいい思い出です。印象的だったことが二つあります。一つ目は、アメリカ人を連れて沖縄の平和記念公園に行ったことです。どれだけ正直に話せる関係でも、私は連れて行くのを少しためらいました。しかし彼はぜひ行きたいとのことで連れて行って、歴史についてみんなで勉強しました。二つ目は、全員レストランで夕食を食べようとせず、コンビニエンスストアのホットスナックをずっと食べていたことです。みんな日本のコンビニエンスストアが大好きになりました。ちなみにアメリカ人はアメリカンドッグを食べないみたいです。