①環境について
大学施設は正直に言うと、龍谷大学よりは古いと思います。メインキャンパスは山の上にあり、自然に囲まれていると言えます。施設は運動場、テニス・バスケットコート、ジム、ピアノなど何でもそろっており、深夜以外いつでも利用可能です。
特に紹介したいのは自分の寮で、8人部屋の賑やかな部屋に住んでいます。Song-Jin寮と言い、私にとっては最高の環境で私のお城と言えます。この寮の魅力的な所を上げるとキリがありませんが、大きく二つに分けると家賃と住んでいる人にあります。まず家賃は、1学期12,000NTDで日本円にすると約57,000円です。つまり月14,000円で住むことができています。台湾は物価が安いと思われがちですが、交通費以外ほとんど日本と変わらないというのが現実です。普通の寮ならこれの約3倍から4倍が相場なのでとても安いと言えます。次に、私の部屋には6人住んでおり、私を含めた2人の外国人と4人の現地学生です。4人の現地学生は英語をほとんど話せませんが、もう一人の留学生が中国語を話せるのに加えて、現地学生は頑張って英語と日本語を僕に使ってくれるので、寮に帰る旅言語交換ができるこの環境は私を成長させとても居心地がいいです。6人とも本当に仲が良く、毎日みんなで腕立てをするのが最近の日課です。
ダウンタウンキャンパスには経営学部の授業が行われており、私にとっては週に3回行かなければいけません。キャンパス間は片道約一時間かかるため通学はしんどいですが、少なくとも週3回山(メインキャンパス)から降りて活動するいい機会だと捉えています。
②週末について
もし日本人が台湾で週末にどこか遊びに行こうとすると、大きく分けて二つの選択肢があります。1つ目は台湾人と遊びに行くことです。彼らはもちろん台湾のプロで私たちを一観光客として様々な場所に連れて行ってくれます。私はフィリピンにいた時のルームメイトである台湾人二人に千と千尋の舞台と言われているJiufenに連れて行ってもらったり、現地の食べ物を食べに連れて行ってもらったりしました。さらにルームメイトの台湾人は私が中高バレー部にいたことを知ると、私を毎日バレーボールに誘ってくれ、そこでたくさんの友達を作りました。2つ目はクラスメイトである僕と同じ外国人留学生と遊ぶことです。毎週グループで誰かがお酒を飲みに誘ってくれています。そこに便乗して遊ぶというとても簡単な遊び方で、彼らが大きな音で音楽がかかっている場所へ飲みに連れ出してくれます。メリットは、彼らは英語を話すことです。英語を話せる台湾人を見つけることは日本で英語を話せる人を見つけるくらい難しいです。クラスメイトから、授業で習っている政治、例えばアメリカの新大統領の就任について、それぞれの国(アメリカ、メキシコ、パナマ、ドイツなど)の観点から話を聞くことはとてもいい経験になりました。