・ テストについて
学校でのテストについては一度述べたので今回は交換留学生である条件として受けなければならないHSKについて紹介したいと思います。
HSKとは汉语水平考试という中国語検定テストの一種です。よく中検とどう違うのか、どちらを受けるべきか悩む人も少なくありませんが、中検は英検と同じく日本でしか通用せず、HSKはTOEICやTOEFLのような世界に共通する資格の一つです。日本で受けようとなると実施される回数が一年に3回ほどで少ないですが、ここ中国では毎月実施されているうえに会場も多いのでたくさんのチャンスがあります。費用の面で言うと円安のせいか中国で受ける方が高いので、日本で受けることをお勧めします。(12月に5級を受けたところ日本だと7千円ほどなのが1万を超えてしまいました。)また、語学力を計るテストなので級を習得してからの有効期限があります。中検は準4級・4・3級が2年で2級・準1級・1級が5年になりますがHSKの有効期限一律2年と言われています。日本でのHSK知名度は中国語検定に負けてしまっている感がありますが、世界各国、また中国本土では、圧倒的な信用力があります。HSK証書は、中国留学時、就職・転職時などで公式な資格として、使うことができます。今後、HSKは、中国政府が保証する国際的な資格として、日本でも、中国語検定よりも使われるようになるでしょう。
中検の級とHSKの比較についてはこちらを参考《http://hskj.jp/level/index.html》《http://cn-seminar.com/chinese-licensing-examination-306》
・ 电动车(電動バイク)について
中国の路上でよくみかける、交通手段としてメジャーな乗り物はどんなのがあると思いますか?一昔前までは自転車が大量に走っていたそうですが、車やバスの他に今は電動バイクがたくさん走っています。電動バイクとは、見かけは一般のバイクと変わりありませんが違う点がいくつかあります。
1、 免許がいらない!! :自転車と同じ扱いなので免許がいりません。何歳からでも乗ることができます。
2、 ナンバープレートがいらない!! :これも上と同じく、扱いが自転車と同じなので、法的な登録がいりません。
3、 専用通路がある。 :道路によりますが整備されたところだと走るべき場所が決まっています。その道を通らない電動バイクもたくさんありますが、、、
4、 燃料が電気!! :普通のバイクと違って燃料が石油ではなく電気の充電式になります。公共の場所での充電は10分1元(約20円)ほどです。満タンにするには1時間以上かかるそうなので、基本的には自宅で充電するほうがいいでしょう。いろんなところに充電する機械が設置されているので気軽に外に走ることができます。1回の充電で80キロほど走ることができます。
5、 速度が低速! :最高速度が58キロくらいと、そこまで速く走ることができません。だからといって安全とは言えませんが、、、。
6、 価格がお手頃 :相場は一台2000元(約4万)以下で購入できます。
帰国などでいらなくなる時状態がいいと、半分ぐらいの価格で売ることができるそうです。
7、 駐車代が無料 :しっかりと施錠しないと盗難の恐れがあります。
ポイントは法的な登録がいらないため免許がいらず、保険もないので維持費がかからないことと、電気で走るということです。ですがやはりきになるのは安全面。中国の路上では日本に比べて危ないことがとっても多いです。たとえ大きい都市でも日本のように歩行者専用の考えがまだしっかりと根付いておらず、特にバイクの信号無視はよく見かけます。電動バイクは専用道路があってもやはり道路を走るので歩行者だけでなく車やバイクには注意しないといけません。ヘルメットも必須ではないのでたとえ免許が要らずとも運転するには細心の注意が必要です。しかし、通勤ラッシュの時間は特に路上が混む時間、バスやタクシーより速く目的地に着くのは確かであり、排気ガスを排出しないので空気も汚しません。2人乗りもできるので留学生の友人は電動バイクに乗って出かけたりもしています。自由に端から端まで走り回れるので勇気とお金があれば是非乗ってみてはどうでしょうか。
公共の場所での充電する機械(2枚目)
充電の様子(3枚目)