Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2018年7月号 文学部 M.N

・日本から持ってきてよかったもの

私は今月の頭に上海から日本に帰って来たのですが、約4カ月上海で過ごしてみて「日本から持って来て良かった!」と思ったものや、逆に「持って来れば良かった…」や「持って来なくても良かったな」と思ったものを今月号で紹介します。

まずは「持ってきて良かったもの」です。やはり日本食ではないかなと思います。中国では日本のお菓子や食べ物は比較的簡単に手に入りますが、値段が日本の倍します。なかなか手が出ないです…。なので、部屋でちょっとお腹が空いた時や日本の味が恋しくなった時のために、お茶漬けのもとや、ふりかけ、インスタント味噌汁等持っていくといいと思います。

そして「持って来れば良かった」と思ったものについては、日本の調味料です。ほんだしやみりん、すき焼きのもと等、中国にある日系スーパーでも売ってますが、やはり非常に高く手が出せないので自炊をしたい人は持って行くといいと思います。私も実際、日本人で集まって日本の料理を作る機会が何回かあったため、ほんだしや日本から持ってきた食品が大活躍しました。あと私は上海に着いてすぐに風邪を引きました。風邪薬と胃腸薬は絶対に持って行ったほうが良いです。やはり日本人なので、私は中国の薬では効果がなかったです。風邪をこじらせた時に母親に風邪薬を送ってもらったのですが、すぐ風邪は治りました。

そして最後に「持って来たけど要らなかったもの」です。私的には洗濯関係です。ハンガーや洗濯ばさみは中国で売っていますので、わざわざ日本から持って行く必要はないと思います。持って行く時に無駄な荷物になって邪魔です。あと私の住む宿舎の外宾楼では、洗濯の際、洗濯ネットを使わないでと言われます。ネットを使って洗濯したい気持ちはありますが、何度も何度もしつこく注意されたので、仕方なくもう洗濯ネットは使っていません。ですから、洗濯ネットは必要ありません。洗剤なども大きなサイズがスーパーに売っていますので、わざわざ買って行く必要はなさそうです。ただ、柔軟剤などこだわりがある方は、持って行っていいと思います。

 

・キャッシュレスについて

中国ではアリペイ(支付宝)という電子マネーとWeChat Payでお金を払うことが出来、ほぼキャッシュレス社会になっています。これらの電子マネーは中国の銀行口座を持っていないと使えないので、私は上海に行ってすぐに口座開設をしました。電子マネーは非常に便利で、財布を出すわずらわしさや荷物の削減にもつながります。ただ、知らない間にお金を使いすぎてる場合がありますので、そこだけ注意です。上海では、ほとんどのお店や屋台で電子マネーが使えるのですが、ごくまれに現金のみという場合もありますので、現金も少し持ち歩いていたほうが良いです。中国の電子マネーは韓国でも使えました。一時帰国する際、韓国で乗り換えをしたのですが、アリペイを使って問題なく買い物できました。日本では、一回使おうとしたのですがうまくいかなかったです。 中国の電子マネーは非常に便利ですので、日本も電子マネーがもっと広まればいいなと感じました。