Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

上海師範大学
2020年1月号 国際学部 Q.W

この留学を振り返って

 自分の生まれた国での留学生活、もちろん中国人とも関わりがありましたが、環境的にいろんな国の人たちとの関わりが多かったです。母国感が全くなく本当に留学をしているという感じでした。日本では出会えない人たちと出会う事で考え方の違い、文化の違いでの衝突も多少ありましたが、それも仕方のない事だと思います。上海で生活していく中でカルチャーショックを多く受けましたし、環境や住んでいる人が根本的に違うので、別にそれを全部受け止めなくてもいいというスタンスに最後なりました。この1年の上海留学を通して考え方も変わり、行動にも変化が出てきました。中国には、自分の利益だけを考えている人が沢山います。気付いているのに指摘をせずにいると、最終的に損するのは自分です。以前は見て見ぬ振りをしていたのですが、そんなことが日常茶飯事で起こる環境なので、自分から発言することが習慣づきました。日本だったら少しせっかちに見えるかもしれませんが、上海では普通です。日本の生活では得られないだろう習慣が身に付けられて、とてもよかったです。上海で経験したことは、京都に1年いて経験できることではないし、また普通に中国に帰国するだけならこのような環境はなかったと思います。留学という形で多くの人に出会えて、本当にこの交換留学は自分にとって有意義なものであり、大切な時間を過ごしたと思います。

 

留学生活でやるべきこと

 留学生活でやるべきことは、私自身、特にないと思っています。どう留学生活を送るかは自分の自由です。ただ私は学校行事に参加したり、新しい場所に足を踏み込んだりと、冒険している感じでとても楽しく留学生活を送れました。

時には辛いこともあるかもしれません。留学生同士同じ悩みや相談も多くあります。恥ずかしがらずに自分から積極的に行動する事が大切だと、留学生活で私は学びました。自分の友達は思っている以上に考えてくれたり、仲間意識の高さにびっくりする時が多々あります。私は多くの友達に恵まれていた事もあり辛い事があったけど、留学生活を楽しく送る事ができました。みんな帰国してそれぞれ自分の国に戻りますが、それでも今でもインスタグラムを使ったりと連絡を取り合ったりしています。

国は違えどこれから留学する方々、留学は日本では体験しないことなどイベントが山ほどあります。怪我や病気など体に気をつけて精一杯留学生活を楽しんできて欲しいです。

留学生活は私に多くの選択肢を与えてくれました。そしてこのような機会を与えてくれた龍谷大学にとても感謝しています。