カルチャーショックについて
カルチャーショックについてですが、私自身今回の留学以外にも、何度か海外にでたことがあったので大きな衝撃を受けることはありませんでした。しかし何事も日本のようにスムーズには進みません。授業登録は日本のようにWEBサイトからできません。自分で授業表を確認し、教室に行き出席できるか確認し、事務所に授業登録表を持って行かなければなりません。重要な書類もスペイン語ではなく、カタラン語で書いてあることもあります。日本のような安定した高速WIFIも滅多にありません。部屋のシャワーからお湯が出ないなんてことは日常茶飯事です。日本のように24時間のコンビニはほとんどないし、日曜日はほとんど全部の店が閉まります。自分でスペインの休日を理解しておかないと、金曜日が休日だった場合、週末食べるものがなくなってしまうなんてこともあり得ます。薬局など、緊急の場合にも行ける場所を一つか二つは見つけておくべきでしょう。私はすでにこういった状況に慣れているので、新しい生活を楽しんでいます。スペインはヨーロッパの国の一つで、生活も大して日本と変わらないように思えますが、日本と同じように物事が進むと考えるべきではありません。
現地の友達について
バルセロナ自治大学には、様々な国からの幅広い国の学生が集まっています。私は来た当時、あまりスペイン語が上手くなかったので、ヨーロッパからの留学生の友人とは英語で話していました。こちらで生活するうちに、だんだんスペイン語も話せるようになってきますが、日本にいるときに自分でもできるだけスペイン語の勉強をしてくるべきでしょう。友達の幅が広がります。寮では四人のスペイン人のルームメイトと暮らしています。みんな優しく宿題を手伝ってもらうこともあります。一度、冷蔵庫に入れてある自分の食べ物を、勝手に使われているときがあり、話をしましたが悪気はなかったようで、すぐに解決しました。なにかルームメイトとの間にトラブルが生じたときは、溜め込むのではなく、その都度落ち着いて話をするべきだと私は思います。通訳翻訳学部には、日本語を勉強しておられる学生さんもいらっしゃいます。彼らの多くは、日本に興味があり、日本人と話したがっています。留学生の中には、友達になってお互いの語学力を高め合っているような学生もいます。学部で座っていても、声をかけられることはあります。こちら側からも積極的に声をかけるとよいでしょう。