バルセロナ自治大学は町の中心部から一時間程度離れた、Cerdanyola del Valles という自治体にあります。そのため、中心部と比べると非常に落ち着いた雰囲気で、集中して学びに取り組めると思います。多くの留学生はLa Vila という大学の寮にて生活をしています。このVila には自習室といった学習のための施設のほかにも、レストランや、小さいですが、スーパーマーケット、コインランドリーといった生活のための施設も併設されています。そのため、敷地からでなくても大抵のものは揃えることが出来ます。また、Vila にはサッカーコートやプールといった施設が併設されており、申請をすることでこれらの施設も利用することが可能になります。Vilaから大学には徒歩十分ほどで通学することができます。
大学内にも書店や美容室、印刷店が併設されているのでこれらの施設を利用するのもおすすめです。しかし、これらの施設、特にVila内のス―パーの生鮮食品などは値段設定が少々割高になっているので、大学近郊の最寄りの駅から二駅ほど離れた駅にある大型のスーパーを利用することをお勧めします。
バルセロナ中心街へのアクセスは主にFGCと呼ばれる電車を使ってアクセスすることができます。VilaからFGCの最寄り駅までは徒歩10分ほどです。
バルセロナは日本と比べるとかなり治安が悪いです。とくにスリや置き引きには注意が必要です。私はまだ被害には合っていませんが、すでに何人かの留学生の友人がスリの被害に会いました。ネックストラップ等の対策グッズをしていても被害にあっているので、バルセロナに慣れてきたと感じたとしても、油断をしないことが大事です。
バルセロナは観光都市であるため、世界中の都市から直行便があります。そのため、LCCを使うことで、安価に海外旅行を楽しむことができるのが、この留学の大きなメリットだといえます。私は9月にドイツのデュッセルドルフ、フランクフルト、ケルンの三都市を、10月初めにパリを旅行しました。今回はその手続きについて、お話ししたいと思います。まず、バルセロナから、海外に旅行するときは、主にエル・プラット空港を利用します。予約等はネットで行います。多くの航空会社が就航しているので、比較サイトを利用することをお勧めします。ここで注意しておきたいのが、空港へのアクセス方法です。バルセロナには大きな空港はエル・プラット空港しかないのですが、ターミナルは2つあります。LCCを利用する際は主にターミナル2を使います。空港内には、ターミナル間を移動できる無料のシャトルバスがありますが、当日は時間に追われることが多いと思うので、移動の際は自分がどちらのターミナルを利用するのかよく、確認しておきましょう。空港へは、電車かバスを使って移動します。寮からの移動時間は1時間半から2時間ほどと、どちらも、あまり変わりませんが、電車は定期券が利用できるので、慣れていけばこちらを利用することがおすすめです。空港に到着してからは、チェックインカウンターに向かうことになると思いますが、ヨーロッパの多くのLCCはオンラインチェックインがあるので、事前にそれらを通して、搭乗券を入手していれば、必要ないことが多いと思います。その後は、荷物検査を行い、指定された搭乗口に向かえば、フライトに登場することができます。エル・プラット空港は大きな空港なので、最初はなかなか大変だと思いますが、慣れれば、立地もよく使いやすい空港だと思います。なので、旅行に興味がある方は積極的に利用することをお勧めします。
パリ市内のロンシャン競馬場、この日は世界最高峰のレース「凱旋門賞」が行われました
旅行で訪れたケルンにある世界最大級の大聖堂「ケルン大聖堂」