Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2013年12月号 社会学部 A.F

DortmunderWeihnachtsmarktEssenerWeihnachtsmarkt

授業紹介

冬ゼメスターからはドイツ語のクラスといくつかの講義をとっています。ドイツ語のクラスの難易度はA2で時に詰まることがありますが、ちょうどいい難易度です。ここで感じられたのは私と同様にクラスに参加している9月から来た日本の他大学生のドイツ語の能力の高さです。よく宿題に独作文が出されるのですが、日本で私は独作文をしたことが無く、また授業でも求められたことがありませんでした。そのため宿題を終わらせるのに大変苦労しました。しかし彼等に聞いたところ日本で独作文は頻繁に授業でやっていたそうです。またデュースブルク・エッセンに来る前、本格的に留学プログラムが始まる前にデュッセルドルフ等の語学学校に短期間通っていたそうです。私はそういった事前学習は金銭的または精神的に余裕がなく、やっていませんでした。彼らはドイツ語での作文、会話慣れしており、尊敬すると同時にうらやましくもあります。

もし留学の諸手続きが順調に進み、金銭的または時間、精神的にも余裕があるのであればぜひともゼメスターが始まるよりずっと前に渡航しドイツでの事前学習をお勧めします。

ドイツ語クラス以外では社会学と政治学の授業を取っています。テストで十分な成績を見込めないので、全て聴講参加です。多くの場合、講義はスライドで進められます。語学や理数系の講義ではohpや黒板を使います。

講義終わりの拍手、ノックのコツは手首を曲げ主に中指第二関節を使うと良い音が出ます。

 

自由テーマ:冬の到来とクリスマス

寒い国というイメージのある、実際にも一年を通して気温はあまり上昇しないドイツですが、エッセンではまだ雪を目にしていません。11月には雪が降ると聞かされ、ひそかに期待していたので少し残念です。ただ暖かいという訳ではないので、部屋では毛布が欠かせません。

11月の終わりから各地でクリスマスマーケットWeihnachtsmarktが開かれるようになります。小屋が広場にいくつも並び、飾り付けられ、そこで様々なものが売られます。また雑貨店もクリスマスのデコレーショングッズで溢れ返り、街全体はもちろん大学のカフェもクリスマスの飾り付けがされます。ドイツのクリスマスは日本と比べると当然のことながら宗教色が強く、聖書の一場面を模した人形や飾り、展示を見かけます。シュトレンStollenは早くも9月からスーパーの棚に並びますが、やはりマーケットで手作りの物を買いたいです。大きいので消費できるか心配で手が出せていないのですが、保存がきくので思い切って買ってみようと思います。グリューワインGluehweinのマグカップは街、屋台によって異なり、収集好きには嬉しいような悲しいような事になっています。カップはもちろん持ち帰りもできますが、デポジットで元のカウンターに戻せば2ユーロ程返ってきます。

エッセンの近くのドルトムントのクリスマスマーケットには世界最大級のクリスマスツリーがあり、天使の飾り付けがとてもきれいです。周辺の町のクリスマスマーケットを見て回るのも面白いかもしれません。