【授業紹介】
私が実際に受けた授業について紹介したいと思います。まず前期は、語学の授業しか履修しませんでした。語学だけに集中したかったのと、授業が無いときにたくさんタンデムをしたかったからです。ドイツ語の授業は、履修登録前にプレイスメントテストというのを受けてクラス分けされます。クラスは、下からA-1、A-2、B-1、B-2などがあります。私はA-2クラスに振り分けられました。多くの日本人はこのレベルのクラスに振り分けられていました。科目名はDAF2_Deutsch A2でした。授業中はすべての会話、発言がドイツ語で最初は授業内容を理解できないことばかりでした。日本人は数人いましたがトルコ人、インド人、バングラデシュ人などがほとんどでした。日本との違いを感じたのはやはり「発言」でした。先生が問題を出すと多くの人は手を挙げ、また中には手を挙げる前に勝手に答えてしまう人がいて本当に驚きました。その空気感に圧倒されてしまっていました。日本人以外の学生は文法が少しおかしくても積極的に発言していて単純にすごいなと思いました。見習うべきことだと思ったし、日本の授業でもこうあるべきとも思いました。授業内容は日本とそれほど変わらなかったけど発言やグループワークが多かったのでとても濃い時間に感じられました。一番驚いたのが授業の時間です。語学だけらしいのですが、なんと1コマ4時間でした。休憩は間に15分から20分ぐらいでした。相当辛かったですが、不思議と慣れました。
【試験について】
授業についてもう少し話します。授業は発言やグループワークが多く、楽しかったです。日本の授業との一番の違いはここかなと思います。
試験について話します。
まず成績はspeaking25点、listening25点、reading25点、writing25点の百点満点です。speakingのみ、授業時間内に行われます。先生によって違いますが、私のクラスではプレゼンテーションでした。先生と会話するクラスもあったみたいです。speaking以外は期末試験のペーパーテストで行われます。聞き取り問題は日本でもよくあるような問題でした。読解問題も日本であるような〇×問題や内容の質問に答える形式でした。日本と大きく違うのが書き問題だと感じました。文法問題は全くなくてお題に合った作文問題だけでした。私が受けた試験では50単語の作文が二つ出題されました。クラスのレベルによって100単語や150単語など単語量が変わったりお題の難易度が変わったりするだけで、出題形式は変わらないようです。speakingなど一つの分野につき25点中最低10点かつ全部で60点以上を取らなければなりません。たとえ三つの分野で25点満点でを取っても一つで10点以下を取ってしまうと不合格になってしまいます。試験では鉛筆ではなくボールペンを使わないといけません。試験は60分間で時間が足りないということはなかったです。授業も試験も新鮮でいい経験になりました。