Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2022年 5月号 法学部 M.N.

①環境について

ドイツに緑のまぶしい季節がやってきた。町はさわやかな風と温かな太陽の日差しをめいっぱい感じる
ことができる。外に出てみると、軒先で日光浴をしたり、本を読んだり、芝生で寝転んだりと、町の人
は思い思いに五月の爽やかな天気を満喫している。私もこの爽やかな気候と共に、毎朝、鳥のさえずり
を聞きながら目を覚ます。このようなこの上ない幸せに毎日ひしひしと思いを馳せている。
 四月の天気は雨が降ったり止んだりと、目まぐるしく変わることに驚いた。ドイツでは、四月の天気
があまりにも変わるため、「April,April,der macht was er will」という「四月の天気はコロコロ
変わるから気分屋だ」というようなことわざまである。
 ドイツの気候と日本の気候を比べてみても、ドイツの気候は日本よりも過ごしやすい。湿気が少ない
ためとても快適に過ごすことができている。日本にいたときは、たとえ天気が良くても、レストランや
カフェのテラス席で食事を楽しむことはほとんどなかった。しかしながら、天気の良い日はこぞって外
で食事を楽しむドイツの人々を目にして、私も太陽の恩恵と心地いいドイツの風を楽しみながら食事を
することが、今ではドイツ生活の醍醐味となっている。















 

②移動手段について

ドイツでの移動手段は電車を主に活用している。
学生はsemester ticketというものを利用できるため、私の住むNRW州内の移動は別途に交通費を払う
必要がなく、電車の他にバスや地下鉄など、様々な乗り物を利用することができる。そのため、NRW州
にはDüsseldorfというヨーロッパ屈指の日本人街があるため、このチケットを使ってよく電車に乗っ
て買い物に行く。しかしながら、ドイツの電車は時刻表通りに来ないことが多いため、ここでも日本
との違いを大きく感じた。また、6月1日からは期間限定でNWR州以外の移動にもsemester ticket
を使えば、別途で料金を支払わなくても他の州に移動することが可能になる。より行動範囲が広がる
ため、これを機に様々な場所に足を運んでみたい。