Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2022年 5月号 文学部 N.U

①カルチャーショックについて

カルチャーショックを感じたことは今までありませんが、四季の特徴に日本との違いがあると思います。冬は午前9時くらいに空が明るくなったと思えば、夕方16時には暗くなり始めました。また雨が突然降り出すことも多く、天気が悪いことが続いたため、少しどんよりとした気分になることもありました。4月からは晴れが続き、暑い日もあります。朝の5時半頃が日の出で、日の入りは21時半頃です。そのため22時でも空が明るく、不思議な気分になります。ですが冬の時の様にどんよりすることもなく、快適に過ごしています。

午後22時半頃のデュースブルク駅。まだ少し明るいです。

②プファンド制度について

ドイツでは、“ペットボトル=ごみ”という認識はありません。購入したスーパーやプファンドの機械に通したら、容器分のお金を返してもらえるからです。ペットボトルや缶などはスーパーに持っていき、プファンドの機械に通して、購入時に支払った0.25€の保証金レシートを受け取ります。そこで回収されたペットボトルは、集められてリサイクルされる仕組みになっています。ビールやジュースなどの瓶などは、洗浄し繰り返し使われています。この場合は、購入したお店に返すと0.8〜0.25€の保証金が返ってきます。またドイツでは、リサイクルされるものか、リユースされるものかを表示する義務があります。リサイクルよりもリユースの方が環境に優しい為、購入時に考えさせられたりします。このように、環境のための政策が身近な場所にあり、環境について意識しやすいと感じました。

 

(左) 0.25€の保証金レシート (右) EINWEG(one-way container)の表示