Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2022年7月号 法学部 M.S

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 私が住むデュースブルクは、基本、夜に一人で出歩かなければ何の問題もなく過ごすことができます。しかし、この街に長く住む友達によると、いくつか危険な場所があることを聞きました。その情報を知らなければ普通に横断してしまう可能性が高いため、事前の情報収集は大切であると思いました。私の考えとして、ゴミや落書きがたくさんある街は治安が悪いと感じるためあまり通らない方がいいと思います。

 そしてドイツで生活する中で避けられないことがあります。それはマリファナの匂いです。はじめはマリファナの匂いを知らなかったため気づきませんでしたが、毎日匂う香りが何なのかドイツ人に尋ねるとマリファナの匂いであることが分かりました。日本とは薬物に対する考え方や法律が異なるため不思議に思いました。日本で合法化されていない薬物が身近にあるからこそより一層に注意しなければならないと思いました。

 最後に、寮で危険を感じたことについてです。先日、寮にいた時に突然聞き馴染みのないベルが寮全体に鳴り響きました。何かと思い様子を伺いに廊下に出るとキッチンから煙が出ており、住民が外へ避難していました。キッチンのオーブンから何らかの原因で火がつき燃えていたようです。幸いにも誰一人怪我人なく、火も部屋に燃え移らず問題は解決しました。これはレアケースであると思いますが、万一災害が起こった時の避難経路や場所をしっかり考えておく必要があると思いました。

 

②移動式?!ドイツの遊園地

 タイトルにある通りドイツには期間限定でライン川沿いに移動式の遊園地が出現します。この移動式遊園地は日本でいう夏祭りに近いです。約1ヶ月前からジェットコースターを組み立て始められます。移動式遊園地であるからといって規模が小さいと思いきや、乗り物や屋台が本格的で驚きました。入場は無料で、アトラクションごとにお金を支払う形態でした。どのアトラクションも待ち時間はほとんどなくスムーズに乗ることができました。それらは日本とはまた違った雰囲気で興味をそそるものばかりでした。屋台は、クリスマスマーケットでも出店される焼きアーモンドやレープクーヘン、大きいソーセージ、もちろんビールなどがありました。ある夜には花火が打ち上げられます。お昼は子供連れの家族が多く、夜になるとビールを飲むためだけに訪れる人もたくさんいるそうです。子供から大人まで楽しめる場所でまた行きたいなと思いました。

 注意点として、貴重品の管理は徹底して行うことです。人が混むためスリも発生します。実際に、財布を無くしたといって探している人を見ました。

屋台 観覧車から撮影した遊園地の様子 空中ブランコ