①留学中の就職活動について
私は就職希望ではないため、留学中は就職活動をしていません。しかしながら、自分の将来の進学先である大学院の下調べを行っていたのでここに記します。
まず、自分の所属するゼミの先生と綿密に自分の将来について話しあい、抽象的なイメージを具体的なものへと作り変えました。特にわたしは、将来への展望を複数抱いていたので先生のご意見を参考にしながら、自分のなりたい将来像をしっかりと決めるようにしていました。その中でも、どのような入試方式があるのか、自分の研究と大学院の校風は合致するのかを調べることは非常に重要であり、言わずもがな必要不可欠な下調べであると思います。そのため、留学中ではありますが、しっかりと日本の情報にも目を通しておくことが大切です。
②ヨーロッパ
留学中に色々な国を訪れる機会がありました。やはりヨーロッパは日本とは違い陸続きの国々であり、加えてEU内は入国手続きなしで訪れることができるため、いとも簡単に外国に行けるということに驚きを感じていました。また、隣の国とはいえ、言語は違ったり、文化や様式が全く違ったりということがしばしばあります。いつも思うことは、世界は本当に広いということです。例えば、日本では法律的に認められていない大麻の使用もオランダのアムステルダムでは合法であったり、ドイツでは大麻の使用は自傷行為に当たるため検挙されないであったりと、ところ変われば法律も変わってしまいます。日本にいればその情報を知ることは出来ますが、実際に留学してみると、その国に住む人に実際に尋ねることができるため、どこまでが本当で、どこからが規制対象なのかという情報も手に入れることが可能になります。これは本当に大きな成果です。今まで情報の入手先は、文献や書面に依存するしかありませんでしたが、留学を機に人の話を聞き、文献・書面の情報と合致するのかどうかというダブルチェックを行うことができるようになりました。生きた情報を手に入れることができるのは、留学での大きな強みであるといえます。
さて、旅の一番の醍醐味はやはり食ではないでしょうか。ヨーロッパは海のない内陸国もあるため、その土地や文化で発展した料理がたくさんありました。ドイツは、寒冷な地域も多いためやはり味付けは濃いものが多いと感じました。また、缶詰やチューブ食も盛んなような感じです。そして、ヨーロッパの食を見ていて面白いと思うのは、料理が同じでも名前が違うものも沢山あることです。南ドイツと北ドイツではその特色が色濃く出ているといえます。また、日本でおなじみの餃子も名前や姿を少し変えて色々な国の名物になっていることにも驚きました。これからも沢山の国の文化に触れ、何事も恐れずにチャレンジし続けたいです。