Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2022年10月号 国際学部 N・F

① 環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)

私がいるヨエンスーには、シティーセンターと呼ばれるところに商業施設や飲食店、スーパーがいくつかあり、服や生活用品はそこで買うことができます。また、週末にはマーケットが開かれていることが多く、市民の方との交流を楽しみながら新鮮な野菜や伝統的な料理を楽しむことができます。シティーセンターから自転車で十分ほど進めば、森や湖が広がっており、自然と街の両方の空気、景色を楽しむことができます。

また、大学施設について私が最もお勧めしたい点は、学食です。レストランはいくつかありますが、ほとんどの学生はビュッフェ形式の学食に行きます。ワンプレートに、サラダ+メインディッシュを好きなだけ取り(個数制限があるメニューもあります!)、それにドリンクと、パンの食べ放題がセットになっています。メインディッシュは大きく分けてVegetable, Vegan, Home-style(meat, fish) dishの三種類です。VegetableやVeganはラタトゥーユパスタやお豆腐や豆のカレーライス(のようなもの)、ホウレン草やニンジンのクレープ、Home-styleはパスタ&ライス系料理のほかに、ミートボールやソーセージ+ポテト料理の組み合わせが多い印象です。パンもいくつか種類があり、好きなだけカットして食べることができます。タイミングが良ければ焼きたてのパンを食べることもできます!パン好きな私にとっては幸せな時間です!メニューの豊富さだけでなく、価格もおすすめポイントに一つです。Vegetable/Vegan dishは€1.60、Home-style dishは€2.60 と、龍谷大学の学食よりも安い値段でおなかいっぱい食べることができます。授業等で出会った友達とさらに交流を深めるきっかけとなるのもランチの時間です。学食でご飯を食べることが毎日の楽しみの一つになっています!

 

②食事について

①に引き続きですが、今月は食事の話をとことんしようと思います!

詳しいことは別の回で書きますが、私は日本食や調味料をほとんど持ってきていません。しかし、こちらで食料を調達し日本食をつくることは可能です。(やはり価格は少し高くなります)

醤油はスーパーで買うことができますし、その他のカレールーや料理酒、みりん、餅などはアジアンマーケットで購入可能です。

今月、他大学からきている日本人の友人三名と天ぷらを作りました。かぼちゃ、とり天、野菜のかき揚げを作りましたが、どれもちゃんと天ぷらの味になっていて、おいしかったです。私たちが作っているときにキッチンに来た中国の友人からもおいしいと好評でした。

また別の日には、別の日本人の友人のアパートに招待してもらい、お好み焼き、お味噌汁、餃子、タンタンメンを作りました。餡の包み方は知っていましたが、実際に自分で作るのは初めてだったので、ああでもない、こうでもない、うまくいった、失敗した、と和気あいあいと作りながらお話をしている時間がとても楽しかったです。

さらに10月には、さまざまな国の料理を楽しめるイベントが2つありました。

一つ目は、Family Dinnerです。私が所属しているコースの団体が企画しており、新入生は上級生の家を訪問し、ディナータイムを過ごすイベントです。私と友人はフィンランド人の上級生の家に行きました。フィンランドでは一般的にクリスマスの日に食べる、Riispuuro(お粥)とJoulutorttu(デザート)をふるまってくれました。Riispuuroはシンプルなミルク粥なのでふつうのお粥よりも甘めの味になっていて、マーマレードジャムのようなものやシナモンをかけて食べるのが一般的だそうです。Joulutorttuは直訳するとタルトですが、どちらかというとパイに近いお菓子です。いくつか形の種類はあるみたいですが、私たちが食べたものは星の形で、粉砂糖は雪をイメージしているそうです。どちらもおいしくて、一足先にクリスマス気分を味わうことができました。

また、フィンランドの冬の過ごし方を教えてもらったり、お互いの国の教育について話したり、日本とフィンランドの両方の国の理解が深まり、有意義な時間を過ごすことができました。

母国の料理を持ち寄ってシェアする、International Dinnerというイベントがありました。日本人はそれぞれグループに分かれて、おにぎり(塩むすび、オムライス、味噌)や焼きそばパン、ナポリタン、だし巻き卵を作りました。イベントが始まる前、準備のために机に料理を出し始めた時から、「おにぎりを食べることができるの!?」「うれしい!」いう声が聞こえてきて、開始数分であっという間に売り切れていました(笑) 個人的にはイタリアのティラミスとBasque countryのBasque Cakeがおいしかったです!

International Dinner では、食事を楽しんだ後、各国の曲に合わせて歌ったり踊ったりしました。こちらに来てからずっと思っていることですが、海外の人は音楽にのって踊ることが自然で、上手だなと思います。私たちは盛り上がることを期待してU.S.A.にしたのですが、日本の曲にして!と却下されてしまい、、、急遽ペンパイナッポーアッポーペンを踊ったのですが、多くの人がノリノリで歌いながら踊ってくれて、その認知度の高さに驚くとともに、盛り上がっている姿を見ることができ、うれしく思いました。

Vegetablian dish

Home style dish (魚料理)

Family Dinnerで食べたJoulutorttu

天ぷら

初めての餃子作り

International Dinner