Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2023年 11 月号 経営学部 H.N

授業紹介

私は、教育系、心理学、社会学の授業を複数履修登録しました。教育系の授業は対面授業が多く、グループワークや学校訪問をする授業があります。日本の大学とは異なり、授業日が固定されておらず、始まる時期も終わる時期も授業によってバラバラです。なので、授業や課題が同じ時期に重なると同時にこなさなければならないのでかなりしんどかったです。秋セメスターで最初に始まったのは、Introduction to Career Guidance and Counselingという授業でした。人数は10人程度で、ペアでディスカッションをしたり、自分の国のキャリアについて共有したりしました。日本の授業スタイルに慣れている私にとって最初は、海外の人の積極的な発言に圧倒され、ストレスに感じる時がありましたが、とてもいい刺激になりました。Exploring education in Finland from theoretical and practical perspectivesは個人的に非常に面白い授業でした。(過去のマンスリーにも何人か書いている人がいるので内容は省きます) 実際にフィンランドの教育現場に行き授業や施設、雰囲気を見れるのがとても面白かったです。授業の最初に、自分の見学したい学校(幼稚園から高校まで)をグループで決めます。自分がどの学校で何に焦点をあてて見学して研究したいのかはっきり明確にさせてから授業を受ける必要があります。私は、ぼんやりとしか考えてなかったのでもう少し絞ってから授業を受ければもっとスムーズに学びたいことを学べたのではないかと今思います。心理学や社会学はIndependent studyが多く、対面ではなく教材を読んでessayを書く授業スタイルが多いと感じます。自分のペースで進めることができます。私が取っているPersonality Psychologyという授業は通年のIndependent studyで、春セメスターが終わるまでに提出すればよいので後回しにしてしまいまだ終わってません。なので、春セメスターで計画的に進めていきたいです。

 

11月について

10月末ごろから気温がぐっと下がり雪が降り始めました。11月は、特に大きなイベントなどがなく、課題に追われる日が続きました。私は、一人暮らしも留学も初めてだったので、フィンランドでの生活に慣れるのに1か月かかりました。最初の1か月はロストバゲージしたこともあって不安や寂しさからホームシックになりました。精神的にしんどかったです。正直毎日帰りたいと思っていたし、フィンランドでの留学生活に慣れる気がしなかったです。しかし、1か月経てば、自然と慣れてくるので心配しないで大丈夫だと思います。UEFには日本人留学生が何人かいるので、本当にしんどい時は相談し合ったりしてうまく最初の1か月を乗り越えれました。私は、初めの頃、ルームメイトのうち1人が日本人ということもあって、留学前に思い描いていた英語漬けの毎日とは少し異なり、日本人との距離感に悩むことがありました。実際、UEFは日本人留学生が思っているより多いです。なので、そのギャップに悩み過剰に日本人を意識してしまいました。私は毎日学校に行き、外国人留学生とお昼ごはんを食べるようにしていました。日本では、交友関係は狭く深くタイプですが、留学に来てからは、イベントにはできるだけ参加し、誘われたらできるだけ参加するようにし英語漬けの毎日にするようにしています。でもどうしてもしんどい時に相談したりできるのはやはり日本人だと思います。今回のセメスターで留学はこうあるべきだ、こうしなければならないと自分にプレッシャーを与えすぎるのはよくないと気付きました。なので自分のペースで頑張っていこうとおもいます。

早めのクリスマスパーティ