Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2023年2月号 国際学部 Y.Y.

  1. 試験について

私が受講している授業ではあまりテストがありません。秋セメスターに受講していた科目では二つの授業でテストに近いようなものがあったのでそれを紹介します。まず一つ目はカウンセリングの授業でこれはPre-examという形で行われました。授業が始まる前に三つの論文を読むことを求められ、その内容をもとにグループで与えられた問いについて自分たちの考えをまとめ、答えるというものでした。しかし、これはテストではなく、内容理解とそれについての自分の考えを求められ、初回の授業でディスカッションをするための準備段階みたいなものでした。実際、Pre-examに対する成績はみんな満点と先生がおっしゃっていました。二つ目はIndependent型の授業で講義というものはなく、健康心理学に関する授業です。この授業に関しては三つのエッセーと二つのテストで構成されていました。これも一冊の本が課題として与えられ、その本の内容に基づいて選択式の問いに答えるというものです。一つのテストに対して最大三回受けることができ、成績はその平均点です。このテストはオンラインで受けました。基本的にはテストはほとんどオンラインでパソコンで受けることが多いようです。私が受講していたクラスはレポートとプレゼンテーション、そして他の受講生のプレゼンに対するフィードバックやコメントで成績が決まるというものが多かったです。

      2.  日常

龍谷大学と比べて講義の数というのは少なく、毎日学校があるわけではないのでこの時期は課題に追われるということは少ないですが、Independentの課題を早く終わらせるために基本、毎日学校へ来て、食堂でご飯を食べて勉強しています。周りの学生も勉強への意欲が高く、勉強に集中できる環境はとても整っていると思います。また、友達とスポーツをしたり、ボードゲームをしたりと何気ない日々を送っています。今年のフィンランドはとても温暖らしく、身構えていたほどは寒くはないです。フィンランド人の友達やここに長期いる友達は驚きながらも喜んでいました。しかし、寒い日は-25℃を下回る日もあるぐらい寒いですが、寒いなりに日本ではできない経験をできるので楽しめています。また、先日初めてオーロラを見ることができ、とても興奮しました。フィンランドへ来てオーロラを見たいと本当に思っていたので念願のオーロラを見ることができて本当に嬉しく思いました。私の住んでいる街は田舎なので空気も澄んでいる気がしてとても綺麗に見えました。二月は特にイベントもないので友達とおしゃべりしたり、スポーツしたりで終わりました。それも楽しい思い出にはなっているので充実した二月でした。