Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2024年1月号 国際学部 A.Y

① 日本から持ってきてよかった物、あまり必要なかった物

 私が日本から持ってきてよかったと感じるものは、日本の調味料です。フィンランドは物価が高く自炊することが多くなるので、日本から持ってきた調味料はとても重宝しています。その中でも、創味シャンタンはいろんな料理に使えるので持ってきてよかったと感じています。また、私はごま油と味噌を持ってくるべきだったと後悔しています。というのも、ヨエンスーでは味噌は売っておらず、ごま油は売っていますがとても高いので日本から持参することをお勧めします。カードは2枚以上持ってきたほうがよいと思います。私はカードの申請が間に合わずクレジットカード1枚でフィンランドへ来たのですが、渡航前の準備費用や渡航してから最初にかかる費用などの支出が重なり、カードの上限が来てしまうという苦い経験をしました。また、私のクレジットカードではヨエンスーのバスアプリの支払いができず、デビットカードだと支払いができたので、デビットカードも持ってきた方が安心だと思います。私は渡航準備の際、服や靴を日本からどれくらい持ってくるか迷ったのですが、Second-hand store で安く買うことができるのでそこまで多く持ってくる必要はないと思います。寒さについて心配する方が多いと思いますが、自分が想像したよりも耐えられる気温です。そのため、カイロは必要ないです。イギリス旅行をしたいと考えている方は、BFタイプの変換プラグが必要です。どのタイプも対応している変換プラグが楽なのでそれをお勧めします。個人的に一番持ってくるべきだと感じたのは延長コードです。私は部屋のコンセントが遠いので、持ってこなかったことを後悔しています。

②1月について

 1月のヨエンスーは気温が-30℃まで下がりました。5分ほど外に出ると髪の毛や眉毛などの身体中の毛が凍り、頑張っても外にいるのは20分が限界でした。この寒さを体験できるのは人生の中でとても貴重な経験だと思ったので、私はずっとやってみたかったタオル回しに挑戦しました。水で濡らしたタオルを外で振り回して凍らせるというものなのですが、-25℃の日に行ったので2分もかからず成功しました。また、1月は続々と新しい留学生が来たのでいろんな人を誘い、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりしました。雪の多いフィンランドならではの交流の仕方であり、また、20歳を超えて雪遊びに本気になることがなかったのでとても楽しむことができました。さらに、World-Centred Art Educationという今回初めて開講されたコースの中で雪の彫刻を制作 しました。3人グループで行われたのですが、まず、正方形の枠を雪の中に組み立て、次に、2人がスコップを使いその中に雪を入れ、残りの1人が箱の中に入り足で雪を踏んで固め、それを何日間か放置し、後日その雪を削って作品を完成させていくというものです。フィンランドらしい授業なので、フィンランド文化を自分が体験して学びたいという人におすすめの授業です。1月はフィンランドの自然の過酷さを知り、その関わり方を学ぶことができた月となりました。