Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2025年10月号 農学部 M.K

①環境について


私はPursitie 7というアパートに住んでいて、大学から歩いて1時間ほどの場所にあります。家から一歩踏み出すと、豊かな自然が広がっています。透き通った空気に、おおきな湖、日本では見たことのない木や鳥、ウサギやリスなどもたまに見つけることができ、とにかく散歩が楽しいです。特に10月はカラフルに色づいた木々に溢れた景色に毎日心が弾んでいました。最近は自転車で移動するようになり、本格的に寒くなってきたらバスに変えようと思っています。

住居の申し込みは早ければ早いが良いです。私は6月上旬にJoensuun Eliというサイトからアパートを申し込んだのですが、希望していたLatolankatu 9は留学生が多く人気なため既に定員がいっぱいで、代わりのPursitie 7(Latoから近い)がEliから送られてきてここに住むことになりました。そして、偶然にも龍大から一緒に来た友達と部屋が一緒でした。日本人同士だと生活の価値観も似ているため、お互いに気遣いあい、時には英語で会話したりと、楽しく快適な生活を送れています。アパートには共同の洗濯機一台、乾燥室、サウナがついていて、サウナは週一回無料で入れる日があります。私のアパートには留学生はほとんどいなくて、現地の方や移民の方が多く住んでおられるので、サウナで現地の人と話すこともあり楽しいです。

勉強に熱心な学生が非常に多く、彼らを見ていると私も感化されるのですごく良い環境だなと思います。大学の図書館はガラス張りになっていて、ソファのような椅子やyogibo、一人ひとり壁で区切られた自習室など、様々な種類の自習スペースがあり、私は二階奥のひっそりとした場所がお気に入りです。

 

 

②渡航前に日本でやっておくべきこと


それは、カードの利用について確認することです。

私が住む街ヨエンスーに走っているバスに乗るためには、毎度専用のアプリで購入する必要があります。支払いのためにアプリにクレジットカードを登録しようとした際、認証コードが必要で、その認証コードが日本の電話番号のSMSに届いてしまい、日本の電話番号は渡航時に止めてしまっていたので、認証ができなくバスのチケットを買えないという事態が起きました。フィンランドはクレカ大国で、現金を使うのは、友達との貸し借りや自転車の購入時くらいでほとんど機会がありません。バスだけでなく、別のサービスでもクレカ登録をする機会があるので、日本にいる間にクレカの認証方法をメアドに変更しておくことを強くおすすめします。

また日本にいる間に、カードの上限額を見直すことや、海外でカードを利用する予定であることをカード会社に伝えておくことも忘れないでください。私は今のところ大丈夫ですが、友達のカードが不正利用の疑いで止められていました。慣れない海外でのこのようなアクシデントは、想像以上に不安に襲われます。渡航前は、ビザや持ち物の準備で忙しいとはおもいますが、カードの利用についても入念にチェックをしてください!

 

 

アパートから見ることができたオーロラ

 

 

友達の家で日本食パーティー

 

紅葉