Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2021年6月号 国際学部 Y.Y

①授業紹介

私はオンラインで3つの授業を受講しています。Cultural Diversity Management、Dutch Language & Culture、Business Englishです。それぞれの授業内容について紹介させて頂きます。

 

Cultural Diversity Management

この授業では、多国籍企業において従業員の文化や国籍の違いを克服するために、それぞれの国民の生活やライフスタイルについて学習します。最初の授業ではそれぞれの母国でグループをつくり、自分達の国について発表しました。日本人は私1人だけだったので発表は1人で行いました。その後は国の文化を比較するモデルについての講義やワークをしました。授業の後半には4人1組でグループワークを行いました。お互いの国を比較し、一緒に働く上でどのような配慮や気遣いが必要かをディスカッションし、最終的にはグループで先生にプレゼンテーションを行いました。

 

Dutch Language & Culture

この授業は受講者7人の少人数での授業でした。オランダ語とオランダの文化についての授業なので、オランダ人は0人でみんな留学生でした。毎時間オランダ語のオンライン教材から宿題が出され、次の時間の前半で答え合わせと先生から解説をしてもらうという形式でした。オランダ語は初めてだったのでとても難しかったですが、先生が授業外でもメールなどでサポートしてくれたのでなんとかなりました。授業の後半には、オランダの文化や習慣についての講義を受けます。講義というよりは、先生からオランダについての紹介を受けてみんなで雑談するような形だったので、リラックスして楽しめました。テストでは他の生徒とペアになって、オランダ語で会話しました。とても楽しい授業でしたが、僕以外の生徒は現地に渡航していたため、授業外に先生とみんなで公園に行ったりオランダの街を散策したりしていて羨ましかったです。

 

Business English

ビジネスの場においての英語でのメールの仕方や、企画に対する提案の仕方などを講義形式で学ぶ授業です。また、先生から英語の学習ができるオンライン教材がいくつか紹介されるので、それを使って各自学習しました。そして最終的に英語のどのレベルがどのくらい上がったかを自分でレポートにまとめました。グループワークなどはありませんでした。

 

 

②グループワーク

 

今まで日本の大学にいて、グループワークというものをそんなに多く経験せず、ほとんどが講義形式の授業でした。しかし、留学先ではほとんどの時間で短時間であってもグループワークが取り入れられていました。他の国からの留学生はびっくりするくらい人見知りしません。私は人見知りで、さらに英語が得意ではなかったので、グループワークは少し辛かったです。他の学生から与えられた役割をこなす等、受動的に活動してしまっていたことが多かったです。もっと自ら意見し行動できればよかったと反省しています。

グループでひとつの課題を提出する際には、授業時間外にもオンラインでみんなで活動したこともありました。これはアルバイトの時間を調整するのが少し大変でしたが、授業時間外でのグループワークは学生同士が自然体で活動することができたので、お互いの素の面を知ることが出来たように思えました。

海外の学生は日本のことに興味津々なことが多かったように感じます。グループワークを始めるにあたって自己紹介をするときも、日本のことについて質問攻めにされたことが何度かあります。具体的には、温泉と銭湯の違い、オリンピックについて現地のムード、食文化、観光地について聞かれました。留学に行くときには、日本のことを勉強してから行ったほうが良いということを何度か耳にしたことはありますが、こういうことかと納得しました。