Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2022年 10月号 経済学部 Y.I

① カルチャーショックについて

オランダに来てから早くも9ヶ月が経ちました。最初の頃はオランダと日本の文化の違い
に驚いてばかりでした。こちらの人は学校や仕事よりも家族や友達との時間を大切にする
習慣があります。日本人はどちらかと言うと、逆の思考を持っている人が多いように思い
ます。海外の人は授業や仕事があっても、その日に旅行が被っていれば、旅行に行った方
が良いと言う考えです。

授業の形式は日本の大学とは大きく違います。授業のほとんどはグループ授業で先生の話
を一方的に聞くと言った授業は少なく、自分たちで主体的に動いて、プロジェクトを進め
るといった形がほとんどです。僕は個人的に他の学生と交流できるので海外の授業形式の
方が好きです。この点もカルチャーショックのひとつです。

あとは、オランダ人たちの夜の過ごし方なのですが、ほとんどの人が夜にパーティーに行
くことが好きで、それがひとつの習慣になっています。これはオランダに限らず、ヨーロ
ッパ全体、あるいは海外全体の習慣なような気がします。
僕はコロナウイルスも流行っていたのもあり、日本ではこのようなことをする機会はあり
ませんでした。でも、ここではそれに参加しないと他の国の学生と話す機会もなく、みん
なに置いて行かれそうな気がするので参加しています。それくらいほとんどの学生が参加
しています。おそらく、日本人全体で考えても海外の人比べたら、パーティーに行く頻度
がかなり少ないように思います。

② 旅行について

今月に学校が一週間休みだったので、スペインとイタリアに一人で旅行に行きました。一
人ではこれが人生でほぼ初めての海外旅行であり、10日間も旅行を今までしたことがな
かったので、緊張していましたが新しい経験をすることができました。

まず初めにスペインについた印象は気温が暑いということです。オランダはもう日本の冬
並みに気温が下がっているのに、スペインはまだ平均気温が25度を超える暑さでした。同
じヨーロッパでも北の国と南の国では気温が大きく違います。バルセロナとマドリードに
行き、4日間でどちらもある程度、名所を観光できました。個人的にはバルセロナの海と
サクラダファミリアがよかったです。後者は僕が多く見たどのヨーロッパの教会よりも迫
力があり、ナンバーワンでした。

スペイン旅行を終え、そのまま飛行機でイタリアに行きました。イタリアでは3都市を6
日間で回りました。まず初めにローマを訪れました。昼と夜にローマ市内を回ったのです
が、個人的には夜のローマがオススメです。ライトアップされた遺跡はとても美しく、つ
い見惚れてしまうほどでした。その次に水の都ベネチアに行きました。水に浮かんでいる
街と言うこともあり、海の景色がとても綺麗でオススメです。また、近くにあるブラーノ
島もよかったです。最後にミラノに行き、本場のイタリアンを堪能して帰りました。とて
も良い旅になりました。