①環境について
フォンティスは周辺にいくつかキャンパスがあり、私が授業を受けている教室のあるキャンパスは比較的小規模なキャンパスなので中にある図書館のような施設もかなり狭いので利用したことは今のところ一度もないのですが、施設内の各フロアにあるstudy spaceはかなり充実していて気軽に利用できるブースもあれば予約をしたら使える防音会議室もあります。他にも、フォンティスの近くにTUeという大学のキャンパスがありそちらの図書館は広く静かなので自主学習はいつもそこで行っています。大学は駅の近くに位置しているため学校終わりに友達とカフェに行ったりショッピングを楽しんだりすることができます。大学の中にはカフェテリアがあり、授業と授業の間でお腹が減った時に時々利用しています。しかし、スーパーなどに比べると少し高いためできるだけ家からお昼ご飯を持参するように心がけています。
一階study space
住居について
私の暮らしている住居には私を除いて五人のハウスメートが暮らしています。それぞれブルガリア、インドネシア、マレーシア、フィンランドと全員が違う国籍のためお互いの国の料理や言語などが知ることができ非常に楽しいです。先日はブルガリア出身の子が作った料理を味見させてもらったのですが日本にはない独特の味付けでした。それぞれ友達を家に招いて小規模のパーティーをしていることが時々あり、それに他のハウスメートも参加したりして仲良く過ごせています。清潔さに関しては家主の方から掃除の担当を決められており週に一回はそれぞれ掃除をすることが決められているため清潔さを保てていると思います。家のルールをしっかり守りお互いを尊重し合う良い雰囲気ができているため過ごしやすく感じています。
②授業紹介
今期履修している授業は、合計で七科目(24ETC分)です。その中から二つの科目について紹介したいと思います。まず、strategic managementという4ETCの授業は最初の4週間は基本的に先生がレクチャーを行いますが時々先生から与えられる課題について授業時間内で取り組み三分程度で発表するピッチがあることもあります。四回目以降は本格的にグループワークを通して定期的に行われるピッチ(課題の進捗状況を先生に確認してもらうための)に参加しながら最終プレゼンやレポート提出に向けて課題を進めていく授業形式になっています。個人的には2ETCの授業に比べると専門的な知識の理解が求められるため私が履修している授業の中では難しい授業だと感じます。
2ETCの授業には、Public speakingというものがあります。この授業は、毎授業違うお題が出されてそのお題に沿ってプレゼンを行い他の生徒からフィードバックを得る授業です。この授業をとっている生徒はみんなパブリックスピーキングに対する意識が高いのでプロのように上手に話す人が多く刺激になります。また、自分のプレゼンテーションにいつも的確なアドバイスをくれるので改善するのに非常に役立っています。こちらに来て驚いたことの一つが授業形式の違いでした。日本では基本的に教授が板書やレジュメを用いて講義する形式ですがフォンティスでは先生が授業をするというよりも生徒が成果を先生に報告するプレゼン形式とポートフォリオと呼ばれるレポートの混合が基本です。私が受けている限りでは、2ETCの授業は課題の量は少なくないですが、内容はそんなに難しくないので心配はないと思います。授業の他にもspeakers clubという課外活動のようなものがあり先生が勧めてくださり参加していたのですが授業外でもプレゼンテーション練習の機会が気軽に得られるのが非常に良い環境だと感じました。
speaker’s classでの様子