Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2023年 10月号 国際学部 S.A

① 環境について

 オランダ生活や大学の施設についてお話ししようと思います。まずオランダは人が暖かいです。インターナショナルな国で様々なバックグラウンドを持った人が生活しているため、他の文化にも寛容であるといえるでしょう。また、オランダは非英語圏で一番英語のレベルが高いといわれているらしいですが、実際に私は英語を喋れない人にあったことがありません。そして、彼らは訛りもあまりなく聞きやすい英語を話します。

 エイントホーフェンの街並みは想像通りのヨーロッパという雰囲気です。シティセントラルはたくさんのレストランやカフェ、洋服屋でにぎわっています。特に、エイントホーフェンにはPSVというオランダリーグに所属する強豪のサッカーチームがあり、試合の日には町全体が盛り上がっています。シティセントラルから離れると、自然がとても多い街並みとなります。道がとても広く、木に囲まれているところが多いので、とても心地よいです。

 そしてオランダの特徴的なことは自転車です。オランダは人の数よりも自転車の数の方が多いと言われているほどオランダ生活では自転車が必須です。道路には自転車とバイク専用の道と信号があり、曲がる時はハンドサインを出すことが必要です。

 次は大学の設備についてです。フォンティスは街にキャンパスがいくつかありますが、私たちが所属するIBCのキャンパスはフォンティスの中では大きい方ですが、龍谷と比較するととても小さいです。近くにTUと言われる大きな大学があるのですが、その大学の図書館などの設備を共有して使える仕組みになっています。

②住居やルームメイトについて

 交換留学の募集要項には寮と記載されていると思いますが、実際には寮ではなくシェアハウスです。キッチンやシャワー、トイレ、リビングルームは共有で、それぞれに部屋があるという形です。シェアハウスであるため、ご飯や洗濯は個人で用意する必要があります。共有スペースには週1回清掃員が来て掃除をしてくれます。友達の話を聞くと、炊飯器がある家があったり、バスタブがある家があったり、設備は大きく異なると思います。しかし、住宅を申し込むフォンティスのサイトでは、あまり詳細まで見ることができないので、正直運だと思います。

 私の住んでいるシェアハウスには6人が住んでいます。何故か私以外の5人は全員ブルガリア人です。そして私の家のリビングルームは中庭にあり、そこは隣の家からも繋がっています。そのため、12人で2つの家を共有しています。隣の家のルームメイトはイタリア人、ベトナム人、ブルガリア人が2人、ハンガリー人、ルーマニア人です。私のシェアハウスはヨーロッパ人が多いですが、家によってはアジア人が多い家などもあるようです。中にはシャイであまり共有スペースに来ない人もいますが、多くのルームメイトとは一緒に遊びに行ったり、とても良い関係です。