Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2023年5月号 国際学部 A.Y

①    カルチャーショックについて

オランダに来てのカルチャーショックについて一番に思い浮かんだのは自転車のルールです。オランダは自転車大国と呼ばれるほどとにかく移動手段は自転車に限られます。来た当初は通る場所も信号の押し方もわからず困惑したのを覚えています。それに加えて乗っている人はハンドサインを用いて自分が行きたい方向を示さなければなりません。バイクも同じ道を通ることがあるので注意が必要です。また、雨の日でも傘を刺さず自転車に乗る人が多く、雨に濡れるのが本当に嫌いな私からしたらその光景を見た時は驚きました。みんな雨なんかには気にも止めず自転車を漕いでいるようです。他に思い当たるカルチャーショックについてはとにかく人がのんびりしていることです。お店のレジにどれだけお客さんが並んでいても店員さんは焦っていないしお客さんの方も話をしながらゆったり待っています。また外で働いている人も音楽をかけながらリラックスして働いていて、働き方の違いについては衝撃を受けたと共に何かその違いを羨ましく思う自分もいました。カルチャーショックと聞くとマイナスのことを思い浮かべがちですが、自分の国と比べて良いなと思う面もたくさるように思います。
 
②    バルセロナ旅行

今月は1週間のまとまった休みを利用して3日間バルセロナへ旅行に行きました。久しぶりの旅行だったので最初の頃のように身の回りのことについては細心の注意を払って1日1日を過ごしました。この時期の旅行は前期に比べると飛行機が高いので深夜便で現地に向かいました。睡眠を確保できず、空港で7時間以上待つのは流石にしんどかったです。なので、オススメはしません。到着した初日は朝から晩までしっかり観光地を巡りました。その中でも特にグエル公園とサグラダ・ファミリアには感動しました。どちらもチケットが必要なのですが、グエル公園についてはチケットが必要なことを知らずに行ってしまい、着くと当日券が売り切れてしまっていて途方に暮れていました。そうすると係員のおじさんがどこから来たのと声をかけてくれて日本が好きだったようで特別にチケットを買わせてくれました。公園内ではお土産を売っている人が何人かいて長らく商品を見ていると見てくれていたおかげでお客さんが増えたよと言ってお店の人が商品を安くしてくれました。そんなこんなで計画を全く立ててなかった1日で素敵な出会いがあり、すごく充実した日になりました。本当に出会いに感謝だなと思いました。そして、旅行の目玉と言っても過言ではないサグラダ・ファミリアの存在感は圧巻でした。外見の建築はもちろん中のステンドグラスも最高に綺麗でした。2026年には完成すると言われていますが、後4つほど同じようなタワーを建てるのだと思うと正直3年での完成は厳しいのではないかなと個人的には思いました。