Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2023年7月号 国際学部 A.Y

① この留学を振り返って

正直オランダでの生活を始めた当初は想像していたキラキラした留学生活とは全然違いました。生活する環境はもちろん1番は自分の英語力不足に落ち込むそんな毎日を過ごしていました。日に日に英語が上達するどころか逆に話すのが怖いそんな感覚に陥りました。ですが、だんだんルームメイトと打ち解けていって話す機会が増えて悩みを共有するようになって自分の留学生活に希望が持てました。今振り返っても留学生活序盤は特に自分の殻に閉じこもっていたような気がします。海外で生活するにおいてより気持ちに波があったので、その点で自分をコントロールする力は培われたのかなと思います。自分がしてきた選択や状況をありのまま受け止めることができるようになった気がします。
この留学を通してたくさんの人と出会って自分の価値観、特に仕事に対する価値観は間違いなく変化しました。留学をするにあたって私は開始時期が4回生からだったので、もちろん就職のことを考えると不安しかありませんでした。同級生はすでに就職し、私は3月卒業ではなく9月卒業になる日本でいえばイレギュラーな条件が揃いに揃っている状況でプレッシャーが正直すごくありました。でも学生だけでなくもっと自分より年齢が上の人たちとも交流する機会もありいろんな人の話をきいて声をかけてもらって今やりたいと思うことを素直にすればいいんだなと思うようになりました。
この一年の留学生活は間違いなく自分に大きなプラスの変化をもたらしたなと強く感じます。
 
②    留学経験をどのように活かすか

私は現在卒業を半年延期しているため5回生で就職活動は全くしていない状態です。ですので、留学経験を勉強面から直接的に仕事にどのように活かすことができるのかは今の時点ではなんとも言えません。ですが、留学生活を通して人の温かさと優しさは本当に出会った人たちから感謝の言葉しかでないくらにたくさんもらいました。オランダで生活をしていた中で落ち込むことや悩むことが多々あった中で、今振り返れば自分の周りにはそれを聞いてくれる友達や家族の存在が常にありました。たくさんのサポートがあってからこそ無事にこの一年の留学生活を終えることができました。その分、今後はその人たちに恩返しができるように、そしてこれから新しく出会う人たちに対しても同じような温かさと優しさを与えられるような、そんな人に近づけられたらいいなと思っています。また、この留学生活を通して感じた語学面での悔しさとたくさんの人から頂いた励ましの言葉を忘れることなく、バネにし、帰国後はさらなる英語力の向上と興味のある分野への探究を惜しみなく行おうと思います。そしてもう一回り二回り成長した姿を見せられるように今後も頑張っていきたいと思います。
 
最後になりましだが、1年間のマンスリーレポートに目を通してくださった皆様、そしてサポートしてくださったグローバル教育推進センターの皆様、ありがとうございました。そして、このレポートがこれから留学する方の参考に少しでもなればと思います。