Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2024年6月号 国際学部 S.A

予習・復習について

私が受講しているクラスの多くはグループワークが多く、一度グループが決まればその学期末まで続きます。そしてそのグループでレポートやプレゼンテーションなどの課題に取り組みます。授業の多くはレクチャー形式ではなく、先生がやるべきことやプレゼンのトピックを提示し、考える機会を提供する。質問があれば相談をするといったように完全に学生主体での授業となっています。そのため、授業の予習や復習もその課題に関することをグループの中で相談したり役割分担して行います。

完全に個人で評価される授業もいくつか受講してきましたが、そのような授業では先生がその授業のポータルにポストした資料を確認したり、それに沿ってネットでより深く調べるようなことをしていました。ですが、正直に言ってFontysの授業の多くでは課題以外にあまり取り組むべきことはありません。逆に言うと、プレゼンやレポートなどの課題が初めから明確にされていることが多いので、それに長く取り組むことになります。

 

オランダの天気について

私はこの留学生活の中でオランダの四季を体験しました。その中で一つ言えることは、オランダはとにかく一年中天気が悪く薄暗いということです。留学前から天気が悪いと知ってはいましたが、想像を超えるほどに一年中雨が降っています。基本的に天気が変わりやすく、一日中大雨が降ることは少ないですが、ずっと小雨が降ったりやんだりしています。日本でいう「変な天気」ということがずっと続いています。秋と冬は本当に毎日薄暗い灰色の空が広がります。雨が降らない日が珍しいほどに毎日雨が降ります。さらに日照時間が極端に短く気が滅入ります。そのため、運動をしてリフレッシュしたりビタミン剤を飲んだりすることをお勧めします。春と夏は段々雨が少なくなりましたが、思っていた以上に雨が続きました。ニュースによると、2024年の上半期の降水量は観測史上最多で、平均の1.5倍ほどだったそうです。雨には本当にうんざりしていますが、逆に晴れの日が訪れると、本当に空気や緑が美しく幸せを感じます。なので晴れていて時間があれば、私はよく近所の牧場?に行き、ベンチで一人ピクニックをしたり、ゆっくりとした時間を過ごします。オランダ人たちも晴れの日は公園でチルしていたり、心なしか表情が晴れやかに見えます。まとめると、オランダの天気は基本悪いです。しかしその分晴れの日の貴重さが楽しめ、美しいです。