グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2012年4月号 経済学部 S.H

この1年を振り返って

振り返ると時が経つのは本当に早かったと思います。この留学期間で、寂しい時や悔しい思いをしたこともありましたが私はスウェーデンが大好きです。それは美しい北欧の自然はもちろん、スウェーデン人の時間と心にゆとりがあるところに惹かれた部分が大きいです。そういった今まで日本にいた時には体感できなかったことを体験できたことは本当に価値があると思います。それに加えこの留学で自分が変わった部分は移民や人種についての考え方です。スウェーデンには中東アジアから移民が多くいます、それはときに一種の社会問題と言われますが実際私の周りにいる白人のスウェーデン人で移民のことを悪く言う人はいませんでした。それどころか、私のフレンドファミリーのお母さんは、一部の移民の人が悪さを起こしたときに他の移民が悪く見られるのが気の毒で、それが問題だと言っていました。一部もちろん右翼の人はスウェーデンにもいるとは思いますが、私はそれよりもスウェーデンの寛大さに惹かれました。日本はどうでしょう。もちろんスウェーデンと比べ人口の違い等、移民に対しての考え方の要因は異なりますが、日本には「外人」から距離を置く風潮がまだまだあると感じました。

帰国後の予定

私は今まで留学という目標に向かってアルバイトに精を出していました。しかし今回、留学はゴールではなく通過点だとしみじみ感じました。渡航前は留学したら何とか将来良い方向に行くという至極安易な考えがあったと思います。しかし留学後どう生かすか、自分次第です。留学はもはや珍しいものではありませんし、それだけでは現実は厳しいと思います。帰国後は3回生の後期からまた日本で授業を受けることになります。就職活動はする方向で大変だとは思いますが同時に英語の勉強をまだまだ続けたいです。まだ具体的な方法を定めていませんが帰国後は取りあえずビジネス英語検定に向けての勉強を始めようと思っています。

スウェーデン語について

スウェーデンに滞在する留学生で、暮らすだけでスウェーデン語を習得する学生はほとんどいないと思います。スウェーデン人は英語が堪能だからです、ですからお店に行ってもついつい英語を使ってしまいますし授業も留学生向けのものは英語による講義です。初心者向けのスウェーデン語の授業を取っている友達は、とても難しいと言っていました。特に、言語の文法や発音、すべてが全く異なるためアジア人は苦戦しているそうです。私は日本から持ってきたスウェーデン語の参考書を使い時々勉強しますが8か月経った今でもまだまだのレベルです。しかし英語と文法が似ており、似た単語もあるので楽しいです。スウェーデン人とはよく英語とスウェーデン語が少し混じった会話をしてもらってます。

最近は友達がパソコンによる言語学習のソフトを入れてくれました。それは精妙な作りで、もしマイクに向かって発声した発音が異なると何度も繰り返し言わされます。私はpojkar (少年たち)という単語を20回は言わされたと思います。様々な学習方法があり、スウェーデン語の需要は日本で少ないにしろ今ではインターネットの翻訳サイトなど使い方次第でとても便利なツールで溢れているのでそれを活かして、日本に帰国しても時間があるときはスウェーデン語を続けたいです。

 

写真は日本から友達が訪ねて来た際に、バディとバディの友達と交流した時のものです。