Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2013年12月号 国際文化学部 T.T

授業紹介

まず、スウェーデンの授業の制度について軽く説明します。日本とは全く違うシステムで初めは戸惑いました。一番の違いは一学期に授業が基本四つまでしか取れないことです。そして、一つの授業が5週間通して週2・3の頻度で行われます。授業の取り方にもよりますが、その間他の授業はありません。なので、授業のない日が週4や週3などで普通にあります。しかし、授業が英語なのでついていくのが大変なので予習復習で他の時間がさかれます。また、課題が半端なく多いです。覚悟しておいたほうがいいと思います。僕が友達から聞いている中で一番すごいと思ったのは毎週グループ三人でレポート20枚の課題です。こっちはグループワークが多く、だいたい1グループ三から四人で課題に取り組みます。その友達は学校に泊まりがけでレポートを作成することもあるらしいです。なので、同じ時期に二つ授業を取るのは辛いものがあります。一つの勉強に集中できるという面があります。

しかし、この間今年の授業は終わり来年に少し持ち越されました。今まで龍谷大学からの留学生ほとんどが取っているSwedish culture …は週二で野外または体育館でスウェーデンの遊びやスポーツを行います。週一で講義があり先生の話を聞く日本と同じような授業が二時間あります。こっちの授業は基本どれも二時間か三時間あります。次にSwedish part1はまだ基本なので簡単でしたがpart2がきつかったです。スウェーデン人の友達にテスト前スウェーデン講座を開いてもらいなんとかパスしたという感じでした。授業は英語4割スウェーデン語6割くらいで先生がしゃべります。正直何を言っているのか全く分かりませんでしたし、授業についていくのも大変でした。Project …はグループで何かプロジェクトを考えて最終的にはプレゼンをして考えた内容を発表するという授業で講義もありなかなか面白いです。龍谷では受けられないタイプの授業があるので良い経験になっていると思います。

試験について

試験にはレポート、プレゼン、筆記、ホームイグザムというのがあります。今学期僕が受けたのはプレゼンと筆記でした。Swedish culture… と Project…は最後の試験がプレゼンテーションです。英語でのプレゼンテーションはやったことがなかったので初めはとても緊張しました。自分の言っていることがみんなに伝わっているかが心配でした。 Swedish part 12のテストはオーラルイグザムと筆記の二つがあります。Part1のオーラルではあらかじめ先生が話す内容を最後の授業時に言ってくれてそれについて考えて先生と11で先生の質問に答える形式でした。なので、思ったよりも簡単でした。しかし、part2のオーラルはなかなか厳しかったです。今回も喋るテーマが与えられていましたが生徒と二人で会話するというものでした。基本的にしゃべる相手は同じ発音を持つ国同士の人と組まれているので僕は日本人と一緒でした。そうでなければテストは終わっていました。ほんの少しだけお互い何を話すかの打ち合わせをしました。本当に少しだけです。筆記は毎回の授業を聞いてテスト勉強をしっかりしていれば問題ないかと思います。問題は長文読解、文法問題、作文です。授業をパスできるかどうかは試験だけで決まるわけではなく日々出される課題にも点がありそれらを合わせて受かったかが決まります。なので、試験だけ頑張るのではなく毎日の授業や課題にもしっかり取り組みましょう。ちなみにこの写真は練習問題です。