Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2014年4月号 社会学部 S.M

①授業紹介

私はカルマルにキャンパスを移してからすでに3つのコースを受講し終えました。まずセメスターの始めに取ったIntercultural Communicationというコースは、異文化理解に焦点を当てた講義内容で受講していた生徒たちも交換留学生がたくさんいました。授業では、様々な国の常識や価値観の違いを学び、他の学生たちとしたディスカッションは非常に興味深く、私も必死に日本について説明をした記憶があります。2番目に始まったスウェーデン語のコースでは、週2回およそ3時間の授業を約1ヶ月半受講しました。スウェーデン語は日本語から遠い言語ですが、スペルを見ると英語に似ている単語もあるので、全く理解できないというわけではありません。しかし、スウェーデン語の発音はほとんどの学生にとって難しいもので、私もかなり苦労しました。言語的にはドイツ語に近い部分もあると言われており、ドイツ人学生は特に発音の面で他の学生たちより先をいっていたという印象がありました。そしてついこの前まで受講していたコースがMedia in Swedenというスウェーデン国内のメディア体制やその事情を踏まえたもので、一方で各々が選択した国とテーマでスウェーデンのメディアを比較し、それをペーパーで提出し、プレゼンテーションで発表しました。多くの学生たちは同国出身者で構成されたグループでプレゼンテーションをしていましたが、日本人は私1人だったので、1人でやりました。1人で準備するのは大変でしたが、それを終えた時の達成感があったので、すごく良い経験になったと思います。

 

②自由テーマ

Easter (復活祭)

キリスト教において復活祭は最も重要な祭りといえます。もともとの意味は、十字架にかけられて死んだキリストが3日目に復活したことを記念するというもので、今年の日程は西方、東方教会とも4月20日でした。私もスウェーデン人の友達にイースターディナーに招待され、そこでイースターエッグ(ゆで卵)を自分でペイントし、その後食べました。日本ではなじみの薄い復活祭ですが、こちらでは一年の行事の中でも重要な祝祭の一つであるようです。国や地域によって復活祭に関する習俗は異なるようで、今回はスウェーデン流のイースターディナーを頂きました。ミートボールやヤンソンの誘惑、ソーセージ、その他お菓子やジュースなどがテーブルに並んでいました。