Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2022年4月号 国際学部 S.S.

ここスウェーデンのベクショーに来てから早々3ヶ月と半月が経とうとしています。

今月はベクショーの治安と最近の雰囲気についてお届けします。

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

ベクショーの治安はいたって平和だと感じています。

龍谷大学の皆さんがよく遊びに行っているであろう河原町を(昼夜問わず)500倍薄めたらベクショーになります。もしこれを大阪の人が読んでいるのであれば平日の午前中の南堀江くらい人がいません。私が住んでいるアパートの周りは以前も書いたように人っ子一人いないので夜危ないというよりは不気味で怖い感覚の方が勝つかもしれません。街(スーパーとか小さいお店が集まっている所)に夜外に出ると人はいますが、明らかに危なげな雰囲気を醸し出している人はまだ見たことがないので安全だと思います。スリ、盗難に関しても日本と同じ感覚で過ごしても大丈夫なくらい平和です(もしかすると日本の都心の方が危ないかもしれません)。しかし、大学でも街でもそうですが、酔っ払いに話しかけられることはたまにあります。スウェーデンの人はお酒を飲むとオープンになるそうで(スウェーデンの人曰く‼︎)大学からの夜の帰り道に街を抜けて歩いていると酔っ払いのおじさんに声をかけられたり通りすがりに男の人からなんか言われたり(スウェーデン語で話しかけてくるので何を言われたのかさっぱりわかりませんが、)します。通りすがりだと無視してその場から去れるのですが、私に道聞いているのかな?くらいの勢いで話しかけられてしまった時は、立ち止まらないといけません。しかも残念ながらベクショーの人たちは素晴らしく英語が話せるので、「英語で話してもらえませんか?」とお願いすると、それはそれは流暢に日本の話を始められます(全員ではないですが、日本のことを好きな人は本当に多いです)。そして最後にお決まりの一緒に飲もうよがくるまである程度笑顔でコミュニケーションを取ってお決まりが来たら笑顔ではっきりNOと言えれば無事家に帰れます。ちょっとでもナヨナヨしているとしつこくなってくるので私は大体「死ぬほど眠たい。赤ちゃんのように眠りたい。」「疲れすぎて吐きそう。」「私のミッションは後5分で家に帰ること。協力してくれる?」を使い回しています。ベクショーだけでなく1人旅行で変な人に捕まった時に逃げられるフレーズ(でも相手にも失礼にならない)を持っておくのも一つの手だと思います。

②自由テーマ

今月は、ここベクショーの最近について話そうと思います。

さてベクショーも桜が咲く季節になりました。日本にいる友達から「桜が満開です」と連絡が来てから3週間後くらいに咲き始めました。4月に入ってからはだんだん太陽が出ている時間が伸びてきていて、最近では夜の9時くらいで夕方の5時くらい明るいです。本当に暗くなるのは午後10時をすぎてからなので私も私の友達も寝る時間がずれて調子が狂うので困っています。6月になると白夜になり、夜中でもずっと明るいそうで今から頭を抱えています。気温も日中は15℃くらいでコートやダウンを着ている人はいません。Tシャツでは寒いけどロンTに薄い上着くらいでちょうどいいくらいです。しかし、雨が降ったり、夜になると(ダウンを着る程ではないですが)寒いです。気温が暖かくなったのもあり、知り合いからBBQに誘われたり、ハイキングに行ったり、大学でアウトドアのお祭りが開催されたりと4月はイベントが多かったように思います。ベクショーは街の規模が小さい上、都会(コペンハーゲンとかストックホルム)に行こうと思うと最低でも往復6,000円払って2時間以上電車に乗らないといけないので、「えーどうしたらいいのー」と思うこともしょっちゅうですが、街や大学でイベントが開催されると規模が小さいことをいいことに必ず知り合いに会えます。しかも、新しく友達ができても、以前からの友達と繋がっていたりするのでとても面白いし私は素敵だなと思います。大学なので変な人ももちろんいますが、優しい人も本当に多いです。道に迷って大学のカウンターで聞いていると通りすがった人が知っていて親切に教えてくれたり、お祭りで「留学生?」と話しかけてくれたりします。あとはマイペースな人が多いので日常生活の至る場面で「あぁ、生き急いでないな」と勝手に感じることも多々あります。もちろん、授業も履修して英語の勉強も奮闘していますが、誰かに親切にしてもらったり、自分のことを褒めてもらったり、それぞれのペースで生きている場面に遭遇すると、英語とか授業とかよりももっと大事な、人間として持ち合わせておくべきことが自分に欠けているのに気づかされたり、それをみせてもらっていると感じます。「マイペースなんて!褒めてもらわなくていい!恥ずかしい!そんなふうに腑抜けてはダメだ!」と頭の中で言っているもう1人の自分が、ベクショーにお別れをいう日までに更生されて「人に寛容に、マイペースでいいじゃない。」と言っていることを祈って今月はここまでとします。

Bonfire

大学で開かれたお祭りの後に街で開催されたbonfire