Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2024年1月号 国際学部 H.S

試験について

授業によって試験の種類は異なりますが、学期の最後にFinal Examという形でレポートが出されます。与えられる期限やレポートの長さもバラバラでしたが、今回は私が今まで提出した、レポートの形式を中心に紹介していきます。

一つ目の形式はHome-taken examという形で出題されました。これは、2日間の期限が与えられ、5つの問題文から1つ選び、間違っていると考える点について論理的に述べるというレポートでした。word数は300 wordsから400 wordsで答える問題が4題出題されました。自分が書きやすい質問文を選べることはとてもありがたかったですが、選ばなかった4つの質問文はなぜ、合っていると考えるのかについても論述する必要があるため、詳しい内容まで理解しておく必要がありました。2日間で短期的に行われるため、この期間に万全の状態で臨めるように体調管理はすごく大切だと感じました。しかし、この2日間を乗り越えると次のタームまで少し時間ができるので自分のやりたいことに時間を使える点ですごくいいなと感じました。

 

二つ目は、日本で受ける期末レポートとよく似ている形式で、1つの論題に対して論理的に論じるレポート形式でした。最終回の授業が終わる1週間程前にレポートを書く期間として授業がない日々が続きます。この期間は授業はないため、レポートを書くことに集中することができます。また、比較的長めに期間が設けられていたため、息抜きの日を作ることができたり、早くレポートを終わらせて、残った期間で旅行に行っている子もいました。



自由テーマ: 海外での年越し

 

私の年末年始は寮の友達とオーストリアのウィーンとチェコのプラハで過ごしました。夜行バスを乗り継いで、最初の乗り換え場所であるベルリンで一日観光し、その日の夜にまた夜行バスで車中泊をするというタイトなスケジュールでしたが、車中泊をすることで宿泊代を節約することができ、体力のあるうちしかできない旅行になりました。FlixBusというヨーロッパではとても有名な夜行バスを利用しました。国と国の国境もEU圏内での移動なら、なにも手続きなく超えることができました。日本では、国境をバスで超えるという経験はないのでとても不思議な感覚でした。ウィーンに到着すると、首都ということと年末ということが重なり、Vaxjoでは見たことのないぐらいの人がいました。31日の夜、中央広場では年越しのカウントダウンがあり、カウントダウンが始まるまで、野外ライブやライトアップされた街を散策しました。屋台やお店、パブにはたくさんのお客さんでにぎわっており、街にいる人みんなが年越しを家族や、友人と過ごしているのを見て、日本とはまた違ったお祝いの方法だなあと感じました。年越しの一分前から、残りの秒数が映し出され、カウントダウンが始まりました。年越しと同時に、花火が上がり、プロジェクションマッピングが始まるなど、私が思い描いていた海外の年越しでした。日本では年明け、お店が閉まっていたり、仕事が休みなどゆったりした時間が流れていますが、ウィーンは、1月1日という特別感はほとんどなく、普段とはあまり変わらない様子でした。このような文化の違いを肌で経験することができ、とてもいい思い出になりました。