Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2024年4月号 国際学部 H.S

カルチャーショックについて

スウェーデンに来て感じたカルチャーショックを私は学業面から2つお伝えしたいと思います。一つ目は、ChatGPTの使い方です。これは教授によって様々ですが、私が履修していた授業では積極的に使うよう指示されました。今まで、私は主に理解の補足としてChatGPTを使っていました。ですが、この授業では、ChatGPTの使い方や実際にレポートで使用しました。もちろん、参考文献を参照したり、普段のレポートと変わりませんが、レポート内でどのようにChatGPTを使用したのか、レポートの最後に記述することが求められ、日本では経験したことのない感覚でした。二つ目は、授業形式がフレキシブルに変わることです。授業の当日に休講の連絡が来たり、振替日が提示されたり、海外ではお馴染みの電車の遅延や教授の子どもの体調不良など家庭の事情を理由に急遽zoom授業になったこともありました。スウェーデンはwork life balance が重視されていると聞きますが、実際にこのような働き方を知ることができ、将来の自分自身の働き方を考える上でとても貴重な体験でした。授業の連絡はすべてMoodleと呼ばれるmanabaのようなアプリを通じて行われるのでこまめにチェックが必要だと感じました。

自由テーマ: インターナショナルフードフェスティバル

4月の17日から20日まで、Växjöの街の広場で、インターナショナルフードフェスティバルが行われていたので、友達と行きました。そこでは、世界各地の料理があり、友達とシェアをしながら食べました。ヨーロッパだけでなく、南米や中東の国々の料理も出展されており、普段なかなか旅行に行く機会がなくても、本場の味を楽しむことができました。私たちは、ベネズエラの代表料理とスペイン料理のパエリア、ハンガリー料理のランゴッシュを食べました。私が今までベネズエラという国にも、料理にもほとんど馴染みがなかったのですが、実際に食べてみると日本人の味覚にも似ていてとても美味しかったです。パエリアには、貝やイカ、牡蠣が入っていました。スウェーデンでは海鮮は高価であったり、一つの量がとても多いため、海鮮を食べる機会は少ないので久しぶりに食べた海鮮はとても美味しかったです。ランゴッシュは、ドーナツ生地を油であげ、その上にサワークリームとチーズ、ハムがのっていました。日本には似た食べ物はありませんが、惣菜ドーナツのような食べ物でした。今回のフェスでは、ご飯の他にも、スイスのチーズやスペインの生ハム、アクセサリーなど家で楽しめる食材も売られていました。