<渡航準備から現地到着まで>
まずは、渡航のために必要なビザの事をお話します。スウェーデンに90日以上滞在する場合は、ビザ(resident permit card)が必要でした。申請するためには揃えなければならない書類が多いため、何が必要なのを早めに確認して早め早めに用意した方が良いと思いました。ビザを申請するためにどのような書類が必要でどんな手続きを行う必要があるかなどの情報は、Linnaeus Universityのホームページに情報が載っているのでそれらを参考にしました。昨年までは東京のスウェーデン大使館に出向かわなければならなかったのですが、今年からは、スウェーデンに到着後に写真撮影、指紋登録を行い、resident permit cardを取りに行く事になっていました。シェンゲン圏に入る入国審査では無ビザでの入国になるので、スウェーデンでの留学が許可されていることが証明できる書類や居住情報、ビザ関連の書類などを見せるように求められました。
出国は8月後半に関西国際空港からヘルシンキを経由し、コペンハーゲンへ向かい、コペンハーゲンからVäxjöまでは電車を利用しました。台風の影響で、関西国際空港からヘルシンキの便が大幅に2時間ほど遅延し、ヘルシンキでの乗り換えが元々短めだったこともあり、乗り換えできるのか、便は変えられるのかなどの不安ばかりでした。ヘルシンキ空港に到着し、便を変えてもらうことができたものの、ヘルシンキ空港で5時間ほど待つことになり、想像よりもコペンハーゲンまでの道のりは長かったです。
コペンハーゲンからの電車はチケットを空港で購入しましたが、日本のようにチケットを確認するゲートが無かったので、本当に電車に乗れるのか分からず、周りの方に聞いてみました。するとチケットを購入しそのまま電車に乗るだけで、チケットは車内で確認されるスタイルでした。2時間半ほど電車に乗り、乗り換えも無くVäxjö に到着しましたが、乗り換えが必要な便もあるので気をつけてください。
<授業選択について>
スウェーデンでは1セメスターが4つのタームに分かれており、30ECTSを自分で組み合わせる方式でした。私は7.5ECTSの授業を4つ選択したので約1ヶ月強で集中して1つの授業を受けることになります。留学先大学から履修登録に関してのメールを受け取り、オンラインでシラバスを確認し、授業選択を行いました。シラバスだけでは情報を得るのが難しかったですが、自分の興味のある授業だと絶対に乗り越えられると思うので、興味のある授業をぜひ取ってください!
Växjö の街の様子