Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2025年3月号 国際学部 N.Y

余暇の過ごし方

スウェーデンに到着し、3月で7月目になります。かなりスウェーデンでの生活に慣れ、日本でどのように生活していたかを身体が忘れてきています。スウェーデンでの学生生活は日本の時よりも授業数が少なく、大学の授業が中心でバイトや課題、友達と遊んでいた日本の頃とは異なります。授業にもよりますが、大体週に2回か3回授業があります。個人的な課題が多く、授業が行われている期間ではリーディングやグループ課題などの授業外のするべきことに追われることが多いです。一見授業以外は何もすることが無いように見えますが、個人でやらなければいけない課題に励まなければ行けません。週によって課題の量は異なり、セミナーなどが近づけば、それに向けて用意をしなくてはならないので、課題が多くあるときは勉強に集中しなければならないときもあります。しかし、ずっと課題をしている訳では決して無く、友達や自分の趣味をする時間ももちろんあります。Växjöは都会といったわけではなく、田舎の方なので、アミューズメントが少ないです。そのため、友達とは家に遊びに行ったり、カフェに行ってスウェーデンの文化であるFikaをすることが多いです。特にこの寒く暗い期間は友達とのFikaをたくさんして、鬱気味になるのを防いでいました。Fikaをすると沢山友達と話すことができて、おしゃべりが大好きな私と私の友達たちはFikaを楽しんでいます。今では数人の仲のいい友達達とFikaを毎週するような感じになっています。正直、なにもすることがないなと思うことも多いですが、このゆったりした生活リズムの中で、勉強に励むとき、そして友達との時間を楽しむ時、とメリハリをつけています。このようなスウェーデンでの生活もお気に入りです。日本にいる頃は、毎日予定がないとなにか予定を入れたくなり、一週間後になにをするかを決めていることが普通だったので、渡航してすぐは、このゆっくりした急に予定が決まるスタイルになれませんでしたが、今は慣れました。明後日暇だからFikaしよう、などかなり直近に予定が決まることが多くなってきています。スウェーデンは本当にスローライフだなとと思います。

私は余暇を使って旅行に行くことも多いです。授業のない日が5日連続で続く日や授業の切り替わりの時期には、旅行を計画していろんな国を回っています。ヨーロッパの各国にかなり安く数日を使って行くことができるため、沢山の文化を身をしみて感じられています。パスポートのチェックがなしに国境を移動できるため、とてもスムーズです。ヨーロッパの居住証明書を持っているため、いくつかの観光スポットでは割引が適用されることもあるので本当に沢山いけるだけ旅行に出向くことをおすすめします。ヨーロッパで観光をしていると、どこから来たの?と聞かれる事も多く、このようなちいさな会話から始まり、話が盛り上がります。旅先でのこのような出会いや会話も本当に楽しんでいます。国によって雰囲気も全く異なり、人が本当にウェルカムなところもあれば、そうでもないところであったり、訪れてみないとわからないことだらけで面白いです。

私の大好きなコペンハーゲン

ローマは人も気候も暖かく大のお気に入りです