Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2025年4月号 国際学部N.Y

hej hej

今回の四月号では現地の学生や友人についてお話ししていこうと思います。

本当に実感が無いのですが、時間はあっという間に過ぎていき、スウェーデンでの学生生活を始めてから8ヶ月以上が経過しました。渡航する前の1回生と2回生の前期は、私は英語を話す友達はゼロで、日本の友達と日本の学生生活を送っていました。外国人の友達がいるわけでも無く、英語を話すことも滅多にありませんでした。そのため、英語を使って友達を作ったことは今まで一度も無く、留学前にこの英語力で友達は出来るのか、一度も英語を話す友達を作る経験が無かったため心配していました。正直なところ、流暢に話せることに超したことは無いです。相手も話せない相手とは仲良くなりにくいですし、興味を持たれにくいとは思います。私が渡航した頃は英語をペラペラと話せるわけでもなく、相手の言っていることを聞き取るのもままならないほどでしたが、結果友達は沢山出来ました。友達を作ろうと努力しすぎるのもかえって気持ち的に裏目に出るので気にしすぎる必要は全くないですが、オリエンテーションやその後のイベントなどは沢山の方と出会える機会で、楽しんでいたら自然と友達もできると思います。実際オリエンテーションで出会った友達とはずっと仲良くしています。半数ぐらいが半年で帰国してしまい少しさみしいですが、春学期が始まる際にも留学生が渡航し、新しい出会いがあります。

スウェーデン人についてお話しすると、スウェーデン人の性格は簡単にいうとシャイです。シャイというよりかは、スウェーデン人はスウェーデン人で固まり、スウェーデン人の中でもグループがあり、そのグループで仲良くしているイメージです。日本と少し似ているかもしれません。スウェーデン人とは基本的に授業を通して出会うのですが、もうお互いを知り合っている状態の生徒が授業を一緒に取っているので、スウェーデン人はスウェーデン人で固まることが大半です。しかし、それでも授業内ではグループワークやディスカッションが行われるため、関わりはあります。スウェーデン人達のグループの中に入っていくことは非常に難しいと感じますが、個々でお話しするとみんなしゃべりやすくおしゃべりな子が多いです。

私の友達はほとんどインターナショナル生です。交換留学生もいれば、正規で留学している子、マスタープログラムを取っている子もいます。みんながみんな違う地球の場所から来ていて、さまざまなことを勉強していて、いろんな話を聞くことが出来るので本当に面白いなと思います。自分が今いる環境が日本では経験できなかったため、日本の学生生活とはまた違う楽しさを見つけています。そして、さまざまな国籍の友達が出来たことは私の人生にとって大切な財産です。

最近は、残り2ヶ月強でスウェーデンの学生生活が終わってしまうことにだんだん悲しみを感じてきています。4月になったスウェーデンは太陽は5時に昇り、8時半に沈み完全に暗くなるのは10時前です。この私でも太陽の影響で目が覚めるということが起こります。あの暗い冬を越した私たちは見るからにハッピーになっています。周りは緑であふれ桜か桜もどきなのか分かりませんが、お花も沢山咲き始めています。ヨーロッパの夏、本番が来たなという気持ちです。まだまだスウェーデン、楽しみます!